3月26日、コンビニ大手のローソンは、QRコード決済サービス「PayPay」、及び「メルペイ」のコード決済に対応しました。
合わせて、「クオカード・ペイ」にも対応しました。対応するのは、全国のローソン14,659店舗(2019年2月末時点)で、これにより、ローソンで利用可能なバーコード決済サービスは以下の通りとなります。
・LINE Pay
・楽天ペイ
・d払い
・Origami Pay
・メルペイ(コード払いに19年3月26日に対応)
・Alipay
・WeChat Pay
・Pay Pay(19年3月26日に対応)
・クオカードペイ
以上の9種類となり、従来のクレジットカードや電子マネーなどと合わせ、さらにキャッシュレス対応が進化しました。
コンビニエンスストアの中でも、ローソンとファミリーマートは、キャッシュレス化に積極的なチェーンとして広く認識されています。
逆にセブンイレブンはキャッシュレス化にほとんど動きを見せておらず、現在様々な決済サービスが実施している「20%還元」等のキャンペーンをほとんど利用できない状況にあります。
7月には独自決済「セブンペイ」の導入を公表しており、あくまでも独自方式にこだわる姿勢のようです。
しかし、他社決済やキャンペーンには一切乗らず、ユーザーの利便性を無視したあげく、後発で「セブンペイ」を導入したとして、果たしてユーザーはすんなり受け入れてくれるのか疑問が残ります。認知度アップやお金のかかるキャンペーンは他社任せで、浸透した頃に独自決済を持ち出してくるなんて、「狡さ」を感じてしまいます。筆者には、「セブンペイ」は使いたくない…そんな気持ちが正直無いとは言えません。
それでは、後出しで主流になる…なんてPayPayやLINE Payが可哀そうな気がします。
一方、積極派のファミリーマートも、独自決済「ファミペイ」の導入を予定していますが、こちらは、他社決済も積極的に対応し、ほとんど全てのキャッシュレス決済に対応しています。そんな中、3月19日、ファミリーマートは2022年までにキャッシュレス決済比率を50%まで引き上げる事を発表しました。それによると、2019年2月末現在のファミリーマートのキャッシュレス決済比率は約20%で、7月からの「ファミペイ」開始を機に、他社決済も含めてキャッシュレス決済比率を50%に引き上げる方針との事です。
同日発表した「デジタル戦略方針発表」では、ファミリーマートのデジタル戦略は「オープン主義のデジタル化」を推進するとし、自前のシステムにこだわらず、お客の利便性を高めるサービスであれば、積極的に活用する方針を明らかにしました。
確かに、ファミリーマートへ行けば、「お得なる決済がどれかしら使える」という意識を持って見ている部分があり、「キャッシュレス決済ならファミマ」というイメージも定着しつつあるのかもしれません。
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