『Amazon Music HD』とは、先程のAmazon Music UnlimitedをCD音質やハイレゾ音質に強化させた版の音楽ストリーミングサービスです。サービス内容を見ていきます!
①配信されている音楽データの種類
大きく分けて3つになります。SD音質、HD音質、URUTRA HD音質です。
SD音質はCD音質を圧縮した一般的にストリーミングで配信されている音質になります。
HD音質はCD音質になります。
URUTRA HD音質はハイレゾ音源になります。情報量が大きいので機種によっては最大限に利用出来ない場合があります。
②Amazon Music HDに向いている人は、
- 圧縮音源では聞きたくない音質重視な人
- ハイレゾ音質を試してみたい人
- Amazon Music HDは音楽ストリーミングサービスとしては、月額利用料金が高め(1,780円〜1,980円)な設定です。なので、とにかく高音質で聞きたいユーザーなら選ぶ価値があります!
③ハイレゾ音質にも種類があります。
ハイレゾ音質ストリーミングサービス『Amazon Music HD』。サービスで提供されているハイレゾ音質は、192kHz/24bit(最大)となってます。一般的なハイレゾである、96kHz/24bitとなり、さらに高音質になります。
④再生機器によっては最大音質では聞けません!
一般的なパソコンは44.1kHz/16bit、つまりCD音質までしか信号処理できないものが多い(一部Macだと96kHz対応)ので、別途ハイレゾ対応USB DACを用意する必要が出てきます。
iPhoneやiPadは最大48kHz/24bitという信号処理になってしまうので、そのままイヤホンへ出力すると音源の音質をフルで楽しむことはできません。なので、別途USB DAC(ポータブルヘッドホンアンプ)が必要になります。
Amazon Music HDを一般的なホームオーディオ機器で楽しむ場合には、『HEOS』に対応しているMarantzやDENON等のAV機器を用意する必要があります。
この『HEOS』対応機器は意外と多く、Wi-Fi対応スピーカー(Amazon Echoっぽいスピーカー)やプリメインアンプ、AVアンプなどさまざま。なので、意外とホームオーディオでAmazon Music HDを楽しむのは簡単だったりします。
私の場合、初めはハイレゾ対応のコンポを買い満足していましたが、ハイレゾを最大音質で聞いていないことに気付き、結局マランツのコンポを買うという散財をしてしまいました。
まとめ
現状アマゾンHDを最大限活かすのにお手軽なのはHERO対応ミニコンポ だと思います。その他DACを付けてお手軽さがなくなります。また、外でストリーミングで聞く場合や予めダウンロードしても容量を相当食います。ハイレゾは家で聞くのが一番だと思います。