こんにちは。
iPhone(アイフォン)修理のダイワンテレコム大阪梅田店です。
Photo:Just Walk Out
「Amazon Go」をご存じですか?
Amazon Goは米Amazonが運営するコンビニで、コンビニに普通なら存在するレジが存在しません。
どのように商品の支払いをするのかというと、客が商品棚にある商品を手に取ると、その商品の金額が自動で計算されます。その商品を持ったまま店外に出るとその後クレジットカードに料金が請求されるという仕組みになっています。
さて、この度Amazon Goと同じ「レジなし」決済システム、「Just Walk Out」が一般の小売店向けに提供開始されました。
Amazon GOは2018年1月、米シアトルに1号店がオープンしました。
現在ではサンフランシスコからニューヨーク、シカゴに至るまでアメリカの全土に展開、全25店舗が営業しています。
また、2020年には「Just Walk Out」を導入した生鮮食品店、「Amazon Go Grocery」をシアトルにオープンする予定があるなど、「レジなし」は広く受け入れられつつあります。
Photo:Just Walk Out
Just Walk Outが導入された店舗で買い物をするには、まず専用のアプリをスマホなどにインストールし、クレジットカード情報や請求先住所を登録する必要があります。
アプリが導入できたら準備は完了、登録が済むと入場キーが発行されます。入場キーがなければJust Walk Outの改札を通ることができないため、アプリの導入は必須です。
入場キーを使い店舗内に入場すると、商品棚が立ち並ぶエリアに入ることができ、そこで購入したい品物を選ぶことになります。
そしてJust Walk Out導入店舗最大の特徴、購入したい品物を選んだらそれらを持って改札をくぐりぬけるだけで既に購入が完了しています。
購入した品物は専用のアプリに表示され、あとから登録したクレジットカードに料金が請求されるという仕組みです。
どうやって会計の手順を省略しているのか気になると思いますが、ここにAmazonの技術がふんだんに使われています。
店内の天井には商品棚、通路に向けられて無数のカメラが設置され、詳細な画像認識をリアルタイムで行います。
さらに商品棚には重さや音を認識できるセンサー類が設置されていて、画像・音声・重量など、複合的な機械学習システムを構築しているのです。
このシステムによって、誰が・どの商品を・どれだけ持っているか が常に認識されていて、改札を出ることにより決済が行われます。
またこの機械学習システムは非常に正確で、商品の数などをごまかそうとしてもしっかり認識されてしまいます。しかし、Amazon Goアプリで入場したほかの来店客と商品の受け渡しを行うと認識がおかしくなってしまうためか、Amazon Goでは禁止事項とされています。
Just Walk Outの提供を申請すると、このカメラ・センサー類のシステムを構築するために数週間の期間を要するようです。
また、Amazonは注意事項としてJust Walk Outを導入したからといって「Amazon Go」のフランチャイズになるわけではなく、あくまで技術の提供だけを行うとしています。
実店舗におもむいて、商品を手に取りつつも支払いはネットで自動的に行われる「レジなし」システムは先進的でスマートな印象を受けますね。
また、実店舗を持つ小売店としても人件費の削減、営業時間の拡大など、様々なメリットが得られます。
現在はアメリカのAmazon GoでしかこのJust Walk Outを体験できませんが、システムの提供開始によって日本でもJust Walk Outでの買い物が行える店舗が現れるかもしれません。
source:Just Walk Out
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