2020年上半期はApple Watchが市場50%を獲得

数多く販売されているスマートウォッチの中で、Apple Watchの市場収益だけで全体の50%を超えるシェアであると、調査会社のCounterpoint Researchが報じています。

Appleは今までに何年もスマートウォッチ市場で大きくリードしていました。

2020年前半も例外ではなく、その勢いは増加傾向にあるようです。

他のスマートウォッチのベンダーはApple Watchの出荷の売上シェアに近づく事も出来ませんでした。データから読み取ると、Garminのデバイスが収益の9.4%を占め、Huaweiのデバイスが8.3%を占めている状態です。

世界的なスマートウォッチの総出荷数は、新型コロナウィルスの影響の中でも、前年比20%の増加となり、Appleの出荷量は22%増加しています。

2020年の前半では、合計で4,200万個近くのスマートウォッチが出荷されているので、Appleの出荷数がかなりの数になっている事がわかりますね。

出荷量の中では、「Apple Watch シリーズ5」が2020年前半に世界で最も売れたスマートウォッチとなり、その次にはより手頃な価格の「Apple Watch シリーズ3」が続いています。

「HuaweiWatch GT2」が3位となり、「Galaxy Watch Active 2」が4位という結果になっています。

スマートウォッチはユーザーの健康状態を管理する機能が多く搭載されています。心拍数のモニタリングは、多くのデバイスに搭載されている機能です。

その他にも転倒検出の機能が搭載されているデバイスや、血中酸素飽和測定機能を搭載予定のデバイスもあります。

ユーザーの安全面、健康面を管理できるこれらの機能が搭載されたスマートウォッチは、新型コロナウィルスの感染拡大による世界的な健康危機の状態でより需要が増加していると見られています。