こんにちは。ダイワンテレコム池袋店でございます。
iPhoneXから搭載されているFaceID、このコロナ禍のせいで使う機会がめっきり減りましたね。マスクを外さないとロック解除もできないですし。
iOS14.5からはApple Watchとペアリングしていれば本体に近づけると顔認証をパスできるようになるとのこと。そしてコロナ禍を加味し、アップルはディスプレイ下埋め込み型光学式指紋認証に関する特許を取得したとの情報が入ってきました。
光学式指紋認証センサーの改善
今回取得した特許には、指紋の読み取りをディスプレイの画素の開口部を通じ、光の照射と反射によって行う内容が記載されてます。
光学式指紋認証の場合、指の表面とディスプレイが接触した領域と接触していない領域では反射光の強さが異なるため、指紋の隆起・谷間のコントラストが形成されます。
しかし、既存の技術では光の処理能力が低いことと、ディスプレイの構造に起因する回折が原因で、指紋画像のコントラストと信号対雑音比が低くなることがあります。
光学式指紋認証センサーの構造
照射光は指紋の接触面に対して約42度の角度で照射されるとのこと。
上記図表1は、照射角度も記された全体図、図表2は2つの偏光フィルター層を含む光学式指紋認証センサーの例、図表3は、3つの偏光フィルター層を含む光学式指紋認証センサーの例です。
iPhone13に同機能が搭載される？
アップルはiPhone13（iPhone12sとの噂もあり）はディスプレイ下指紋認証を搭載すると噂されていますが、その方式は超音波式とするものと、光学式とするものの2つの予想があります。
どっちにしろ、コロナ禍でFaceIDが使えなくなった今touchIDの必要性は高いことから採用される可能性は非常に高いでしょう。
