AirTagが解決した盗難事件とは?

[公開日:2021/08/14]
筆者: 池袋店

こんにちは

ダイワンテレコム池袋店です

サイバーセキュリティ企業のCEOが、盗難された自身の電動スクーターを回収することに成功したと報告しました。回収できた大きな理由はAppleより発売されている「AirTag」によるものでした。

 

AirTagにより問題は解決…

Trail of BitsのCEOであるDan Guido氏は、盗まれた自分の電動スクーターを、ひそかに付けておいた2枚のAirTagにより回収することに成功したことをTwitterにて述べています。

Guido氏は米ニューヨークにてスクーターを食事中に停めていたところ、スクーターを盗まれたとのこと。

スクーターにはバイク用の手錠鍵でロックしていたましたが片方の手錠をかけ忘れていたため、2時間後には盗難されていたようです。

しかしGuido氏は2つのAirTagをスクーターの中に隠していました。アップルの「探す」ネットワークとUWB(超広帯域無線通信。AirTagに内蔵)の方向探知機能により取り戻すことができたそうです。

 

AirTagは広く認知されていない?

Guido氏は翌日にAirTagによりスクーターの場所を特定し、NYPD(ニューヨーク市警察)とも相談したものの、当初は協力してくれなかったようです。

というのも彼らはAirTagについてよく知らず、彼自身が盗難するのではないかと逆に疑われたようです。

どうにか説得して(AirTagのデモをして説明するなど)同行させることに成功。そしてAirTagの示す場所に到着すると、そこは電動バイクのショップであり彼のスクーターはショップに売却されていたようです。

 

Guido氏がAirTagの音を鳴らしても店員は彼のものだと信じませんでしたが、アプリとペアリングしていると示すとようやく真実を受け入れたと語られています。

 

最後にGuido氏は、同じような目に遭った人に向けて4つのアドバイスをしています。

 

 

・AirTagの接着剤は、周りに溶け込み、音を消してくれるものを使ってください。私の泥棒がAirTagを探していたのは明らかです

 

・紛失モードをオンにしないでください。泥棒に追跡されていることをすぐに知らせてしまいます

 

・ストーカー防止機能が働く前に、素早く行動しましょう。私の(電動スクーターの)ハンドルバーに与えられたダメージは、おそらくAirTagからの定期的な音に反応したものです

 

・対面でのやりとりは控え、必ず警察に連絡してください。盗まれたものを取り戻そうとするのは、援軍を確保してからにしましょう

 

 

アップルはAirTagを盗難品を回収するツールとしては販売していませんが、どこに持ち去られたかを特定するために、迅速に行動すればある程度は有効だと実証された感があります。これ以前にも、「自転車泥棒をAirTagで追跡してみた」シミュレート動画も公開されていました。

 

 

source:Dan Guido(Twitter)

source:9to5mac

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