米Appleは現地時間8月6日、Goldman Sachsと提携して発行するクレジットカード「Apple Card」の案内を一部のユーザーに発送しました。
そして、Appleは一部ユーザーに対して、Apple Cardの案内を送付しており、8月中にはアメリカの全ユーザーが利用可能になるとのことです。
Walletで支払い期限や請求金額、カード払い内容が自動的にカテゴリー分けされ、どこで何にいくら使用したのかが一目で確認できるようになっている。
キャッシュバック率は物理カードの場合は1%で、バーチャルカードの場合はApple Payによる購入で2%、Appleプロダクトの購入だと3%となっている。
キャッシュバックは毎日Apple Cash残高に反映されるか、Apple Cashアカウントを持っていない(持ちたくない)場合はクレジットとして毎月カードに反映される。
こんなかんじで住所変更もiMassageで。
支出をカテゴリー別に分けたり、日にちごとで「どれくらいのお金を使ったのか」をレポートにしてくれます。
地図にも連携しているので、お金を使った場所もすぐにわかります。
Apple Payが使えないお店用に物理カードの発行も可能です。
ユーザーネームしか書かれていないという、洗練されたデザイン。カードの番号も有効期限も書かれていません。
これはApple独自のセキュリティシステムのためです。
Apple Cardは支払いごとにダイナミックセキュリティーコードが発行され、Face ID・Touch IDによって認証されているため、カード番号の記載はありません。
署名欄がないのも、サインでの認証を認めていないからなのです。(現状、本当に署名欄とサインの照合で本人確認をしているかという疑問はありますが…)
そして使用する際は、AirPodsのペアリングの要領でiPhoneでロックを解除します。
もし、落としてしまってもすぐに手元のiPhoneでロックをかけられるのです。
おそらく最大のセキュリティ機能は、オンライン上でのApple Payを使用しない購入のためにApple Cardがバーチャルのカード番号を付与できることです。
カード使用時に以下のカードの情報がアプリに表示されます。
異なるCVVが毎回必要となります。
この機能によって、もしカードがスキミングされたりコピーされたりしても、ユーザー以外の誰かがカードをオンライン購入で使うことはほぼ不可能です。
物理カードは磁気ストリップに固定の番号があるが、ユーザーはその番号の下4桁しか知ることができません。
アプリにある番号と、磁気ストリップの番号は完全に異なるものになり得るし、それでも全く問題ないからです。
もしカードをなくしたり盗まれたりしても無料で新しいカードをもらえますし、盗難や詐欺の場合にはアプリでそのカードを簡単に凍結できます。
Apple Cardを入手すると、バーチャルのPANは自動的にSafariに入ってきます。
なので、ユーザーはSafariやiOS、MacでAppleが作るバーチャルカード番号に自動的にアクセスすることになり、
あなたが使えるようにカードはそこにあります。
現在のところ、複数の人向け、あるいはシェア向けのカードを出す予定はない。
以上がApple Cardの概要です。
個人的にはクレジットカードはセキュリティ面における問題が全て解決された画期的な機能である予感がして、日本での導入をたのしみにしております!
お出かけに、iPhoneしか必要なくなる時代もそう遠くないかもしれませんね!