iPhone11シリーズが発表され、その機能やビジュアルが騒がれている最中、一方でアイフォンとはまた別の注目を集めているのがApple Watchです。
現在のApple Watch購入者の約75%は新規購入者であると米メディアCNBCが報じました。買い替え需要は25%ということで、アイフォンの所有率と比べるとその普及割合はまだ追い付いていません。徐々にユーザーを増やしている段階だと思われます。
新型となるのはApple Watch Series 5。これまでのバージョンと比べると大幅な変更が加わっていないことが買い替え需要の低さの大きな要因ですが、その中でも文字盤が常時点灯されるようになったり、省電力機能が強化されたりなど、足りていなかった要素を補充する形のバージョンアップが加わっています。より買う価値は上がった形になりますので、それが前シリーズで足踏みしていた人々へのインセンティブになったと考えられます。
また、iPhone11が発表されると共にiPhone8の値下げも発表されましたが、Apple Watchに関しても現在Apple Watch Series 3が大幅に値下げされています。そういった意味での需要も集まっていますので、街中でApple Watch装着している人を見かける機会が増えてきそうですね。
その他のウェアラブル端末
さて、とはいえウェアラブル端末はもちろんApple Watchだけではありません。ここでApple Watch以外にどのようなウェアラブル端末があるのか見ていきましょう。
ウェアラブル端末は大きく分けてスマートウォッチタイプ、リストバンドタイプ、クリップタイプの3タイプがあります。
<スマートウォッチタイプ>
Apple Watchがここに含まれます。腕に装着できる小さい画面の中でもスマホに近い使い方が出来る多機能タイプであるこちらは、Apple Watchのようなお支払いや電話に出る、音楽を聴くなどの様々な使い方が出来るものもあれば健康管理に特化したタイプとしてスマホのアプリと連動し、ユーザーの活動情報を取得、記録してくれるものもありその内容は様々。見た目の幅も広く、日常生活をできるだけ簡便化したい方、様々な機能を一括で使えるということに魅力を感じる方にはおススメです。
<リストバンドタイプ>
コンパクトかつ軽量で、ほとんどストレスなく装着できるのがリストバンドタイプ。そのシンプルなデザイン故に機能は限られてはきますが、その分価格が抑えられる事、またその中でも様々なパフォーマンスが楽しめる事が主な利点です。特にフィットネス、健康管理目的のものが多く、日常的にずっとつけていられるという点で非常に便利であるといえます。その機能性から運動をする方にはぴったりのタイプでしょう。防水性が高いものもありますので、雨の日にも難なく使う事が出来ますね。
<クリップタイプ>
上記二つよりもさらにシンプルに、価格を抑えたものが良いという方にはクリップタイプのものが良いでしょう。基本的には歩数計+αという形で、スマホと連携して日常の運動をサポートしてくれるタイプになっています。シンプルながら基本機能はしっかり搭載されていて、価格に対してより満足度の高いものといえるかもしれません。
上記のタイプ分けの他、通知をしてくれるものやGPS機能が優れているもの、健康管理という点で心拍計も完備しているものなど、その機能ごとに見ていくと様々な特徴を持ったウェアラブル端末が見つかります。
皆さんも、ご自身にぴったりのウェアラブル端末を一度探してみてはいかがでしょうか。
Apple Watchの機能
ここで改めてApple Watchにはどのような機能があるのか見ていきましょう。
大まかにみると、アイフォンで使っている機能をより単純化してApple Watchに転送したような形の機能となっています。時間表示(読み上げ)機能はもちろんのこと、マップを開くと地図上の現在地店及び住所がわかります。アイフォンと同期すれば音楽を転送でき、Apple Watchの操作のみで音楽を再生する事が出来ます。またアイフォンアプリからの通知がApple Watchにも届きますので、確認や処理メールの返信、電話の通知であればそのまま電話に出る、電話をかける事が出来ます。
健康管理機能としてワークアウトを設定でき、運動時間や消費カロリーを表示・記録できます。さらにトランシーバーというアプリもあり、連絡先に登録してある友達とApple Watchを使って会話する事も出来るんです。
基本機能をざっと紹介しましたが、この他の機能を合わせると、人によってはアイフォンと遜色ない使い方が出来るかもしれませんね。
ここまで見てきて、アイフォンとの連携を踏まえるとApple Watchの機能性の高さには驚かされます。アイフォンの機能の高さは限界に近付いているという話もありますが、Apple Watchに関してはさらに進化していく可能性が伺えます。進化していくApple Watchなどのウェアラブル端末に注目が集まります。