こんにちは
iPhone(アイフォン)修理のダイワンテレコム大阪梅田駅店です。
Appleの端末にはプリセットされているブラウジングアプリ「Safari」に導入されているIntelligent Tracking Prevention(ITP)がかなりの成果を上げているようです。
ユーザーのプライバシーを守るために
普段閲覧しているWEBサイトの内容に近しい広告をブラウジングの最中に見かけることが多いと思いますが、これはどういったWEBサイトを閲覧しているかといった情報を自動的に収集し、ターゲットしている層にピンポイントで効率よく広告を表示させるようになっているからです。
しかし、ITPが採用されているSafariではこういった手法での広告表示はできないため、広告費が2年間で6割も減少しているとの話もあります。
広告収入こそ減少させてしまっているものの、ユーザーのプライバシーを遵守することで有名なAppleですから、これはAppleとユーザーを追跡する広告との闘いとも言えるかもしれません。
アメリカでのモバイル端末におけるSafariの普及率は50%、日本国内でのSafariの普及率は不明ですがiPhoneが約49%のシェアを誇っていることを考えると、広告収入の減少は尋常な数値ではないと思われます。
広告会社CriteoによるとITPを採用した2017年の時点で2,500万ドル減少したとされており、2年前の情報であることから現在はさらに減少していると考えるのが妥当です。
しかし、Appleが身を削ってでも守りたかったユーザーのプライバシーは紛れもなく保護され、安心してiPhoneを使用し続けることが出来ています。
iPhone Xシリーズから上がり続ける価格に不満を漏らしそうになりますが、それでもユーザーに選ばれるスマートフォンとしての理由はこういった部分に隠されていそうですね。