これまで長期に渡って待たれていたApple 川崎が2019年12月14日の午前10時、遂にオープンしました。オープンの段階で形成された列の総人数はなんと1,600人以上。ラゾーナ川崎プラザのルーファ広場に収まりきらず、施設を超えて線路沿いにまで列が伸びていたようです。オープン12時間前の時点でも10人並んでおり、先頭の方に関しては午後2時から並び始めたそうです。
Apple 丸の内のオープン時には1,300人の行列だったことからしても、その注目度の高さが伺えます。
オープン10分前にはストアスタッフが行列の横を駆け抜け、開店待ちの人々とハイタッチをして盛り上げました。オープンの瞬間にはスタッフがカウントダウンをし、オープンと同時に多くのAppleファンがなだれ込みました。
先着で記念品を配布
スタッフの拍手によって歓迎された来店客はApple 川崎の虹色のロゴが型押ししてある記念品が配布されました。内容は同デザインが施されたトートバックとステッカー、ロゴバッジが箱に収納されたものになります。やはりといった感じですが、これらのノベルティはいくつもオークション・フリマサイトに出品されています。ものによってはApple 川崎オープン前に既に出品されていました。メディア向け内覧会が12日に開催されていて、そこでも同様の記念品が配布されていることから、メディア関係者(のさらに関係者)による出品、あるいはオープン時に手に入れた後に発送するということで販売していたようです。
価格は幅広く、Apple 川崎オープンのタイミングではヤフオクでは5,000円台から10,000円台で販売されていることが多く、メルカリの相場はそこから少し下がって3,000円台から6,000円台となっていました。現在も出品は続いていて、何品かは既に売れている様子が見られます。
店内も大盛況
オープン後も店内は開店したばかりのApple 川崎を満喫する人で溢れました。店頭には現在入手が難しくなっているAirPods Proも用意があり、そこでも列ができていたようです。さらにToday at Appleセッションも開催され、各製品の使い方として「アイフォンで写真を撮ろう」などといった講座が開かれました。Apple Storeはどの店舗でも様々なセッションが用意されていて、決まった時間に店舗を訪れれば好きなセッションに参加する事が出来ます。
店内にはAppleWatch本体とバンドを組み合わせてみる事が出来るテーブルもあり、他の店舗と同じようにたくさんのテーブルを取り囲むようにして来店客とスタッフがやり取りをします。Apple 川崎はセッションの為のスペースを広々ととっているため、Apple Store特有の解放感を感じる事が出来ます。
Apple Musicでも開店を記念
今月の初旬にはApple MusicにおいてApple 川崎のオープンを記念して、「家族で楽しむベストソング」というプレイリストが公開されました。このことからもラゾーナ川崎プラザという家族で過ごせる商業施設に設置されたApple 川崎のターゲット層が伺えます。プレイリストにはあらゆる時代のアニメソングや往年のヒットソングなどが収録されており、「家族が集まる場所にぴったりの25曲を厳選しました」というように紹介されています。
これまでもApple Storeの新店舗が開店するたびにApple Musicでは店舗の場所に合わせたプレイリストを公開してきました。例えば新宿店オープンの際には「新宿へようこそ」、渋谷店がリニューアルオープンした際は「渋谷スクランブル50」などがあります。これらを見てみるとアピールする先が「家族」という事もあって、今回は非常に分かりやすいタイトルになっているんですね。
開店したばかりのApple 川崎。近くにお住まいの方もそうでない方も、この盛り上がりを一度目にしてみてはいかがでしょうか。