ApplがノートパソコンにiPhoneを挿入する特許を申請

[公開日:2020/02/03]
筆者: 渋谷店

こんにちは

 

iPhone修理のダイワンテレコム渋谷店です

 

スマートフォンが普及され始めてから数年、近年のiPhoneやiPadはスペック機能が上がりノートPCに匹敵するかそれ以上の処理能力を備えています。

しかし、単体での使用では操作がタッチパネル間で行われているため全ての作業が行いやすいものではありません。

そのようなニーズへ応えるかのように、AppleがiPhoneやiPadをノートPCにドッキングさせてMacbookProのように使えるドックの特許を申請していたことが判明しました。

コンピューティング機器の拡張

今回アップルが米特許商標庁(USPTO)に申請された特許は、携帯コンピューティング機器の有用性を拡張および拡大するために利用可能な電子アクセサリーデバイスについて説明するとの概要が説明されています。

Electronic accessory device、電子アクセサリーデバイスと題されています。

添付された図面にはノートPCのようなデバイスが記載されておりトラックパッドに当たる箇所にはアイフォンを挿入するスロットのような窪みがあります。

こちらの図面では、ディスプレイがある場所にiPadをはめ込むようなスロットがあります。コンセプトとしてはNexDock 2にも似ていますが、こちらはより緊密な一体感がうかがえます。

Appleは92年にPowerBookDuoというシリーズを発売しています。単体では小さく軽く作られたサブノート型のMacで、折りたたんで「Duo Dock」に接続すればデスクトップPCとして使えるものでした。

 

あくまでもアクセサリーデバイスとして

ノートPCにiPhoneが挿しこめるこのデバイスは、一見するとMacbookProのファームファクターを備えていますが、特許の文書にはアイフォンやその他の本体にとってのアクセサリーデバイスに過ぎないとの記載がされています。

つまり、単体ではなくあくまで周辺機器となるのでコンピューティング機器ではないと強調されています。

アクセサリーデバイスはデータ処理リソースが限られているか、全くない場合があるといったプロセッサが非搭載もあり得るとのことです。

「メモリリソースを含めることができる」すなわち増設メモリも内蔵できるほか「グラフィック処理ユニットやGPUなどの補助処理リソース、または携帯コンピューティング機器の機能をサポートできるその他の処理リソースを提供できる」とのことです。

 

そうしたリソース利用を可能とするため「アクセサリデバイスとホストデバイスを通信しやすくするようポートなどの接続機構を含むことができる」とされています。

ドッキング用のコネクターが設けられることで、PowerBook Duoも様々なリソースへのアクセスを実現していました。

 

Appleでも特許を申請しており、実際に製品化が成功した例はごく一部しかありません。

しかし、実現すればiPhoneの処理能力を活かしながらMacBook Proのような大画面で作業ができることになり、魅力的な選択肢となりそうです。

 

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