iPhone XRのバッテリー駆動時間は、iPhone ⅩSそして大型モデルiPhone XS Maxよりも長く、歴代iPhoneの中でも最長となっています。
Appleのサイトでは「iPhone ⅩS」「iPhone ⅩS Max」「iPhone XR」のバッテリー駆動時間について比較しています。サイトを見るとiPhoneⅩRの連続通話で最大25時間、インターネット利用で最大15時間など、iPhoneシリーズ史上最長であることを明かしています。
iPhone XRに搭載される液晶ディスプレイよりも、iPhone XS/XS Maxに搭載される有機EL(OLED)の方が、バックライトが不要で、「黒」の表示に電力を消費しないため省電力性で有利と言われているのにも関わらず駆動時間が長くなっている理由は、「ディスプレイの解像度の違い」によるるものではないかと海外メディアのiDropNewsは指摘しています。
上記の表を見てもらうと分かるように解像度にかなりの差があります。
iPhone XRのピクセル密度は、iPhone XS/XS Maxと比べると低い、326ppiとなっています。これは、iPhone8やiPhone7と同じ数値です。
ピクセル密度が326ppiだと、YouTubeなどで1,080p画質の動画を再生することはできませんが、消費電力を抑えられるメリットがあります。
なお、iPhone XRのバッテリー容量は、iPhone8(1,821mAh)と比べて6割以上も拡大しています。
気になる画質の違いですが、iPhone ⅩRのピクセル数「326ppi」というのはiPhone6、iPhone7、iPhone8と同じピクセル数であることから、この3機種から買い替える方はそこまで気にならないと考えられます。
なお、人間の目は300ppi以上になると画質の違いを見分けることが難しくなるという調査結果もあり、実はあまり気にしなくても良いのかもしれません。
iPhone XRは、10月19日に予約受付が開始され、26日に発売されます。