iPhone修理のダイワンテレコム六本木店です。
iPhone 6sのシャットダウン問題に端を発する問題で、Appleが提供してきたバッテリー交換プログラムが間もなく終了しますが、事前の予想通りショップでの予約がまったく取れない事態となっています。
通常料金8,800円のところ3,200円でバッテリー交換が可能という施策を行ってきましたが、2018年12月いっぱいで終了となる事は予め告知されていました。
修理方法には2通りあり、1つは配送修理で、送料無料で配送業者が集荷に来てくれてiPhoneを回収、交換後に宅配便で戻ってくるという流れです。
自宅に居ながらバッテリー交換を受けられるメリットがある一方、代替機を用意する必要があるのが難点です。
配送修理の場合、最短でも4~5日を要しますので代替機がないと通話・通信が途絶してしまいます。
筆者もiPhone7の配送修理を利用してバッテリー交換を行いました。
筆者の場合は、iPhone XSを購入したことで代替機ができたというか、メイン端末を切り替えたので、9月終盤の早めの時期に日数を気にすること無く修理プログラムを利用できました。
ユーザー心理としては、少しでもバッテリー寿命を先に延ばしたいですから、プログラム終了直前まで引っ張ろうと考えるユーザーがいても不思議ではありませんが、様々なメディアはそれを予見して早めの交換を呼び掛けていたのも事実です。
案の定、プログラム終了まで約1か月となった現在、持込み修理の予約が可能な店舗が全くない状態となっています。
こちらはAppleが提供しているサービス拠点の検索マップですが、都内の拠点で予約が取れる店舗は1つもない上、都心から離れた場所でも全く予約が取れない状況です。この状態がいつまで続くか不明ですが、予約状況が緩和されるようには思えません。
万が一、バッテリー交換できないままプログラムが終了し、Appleも期間延長などを行わなかった場合には、2019年から更改されるバッテリー交換費用での交換となります。
iPhone 6からiPhone Xまでの旧機種は5,400円、iPhone XS・XS Max・iPhone XRは7,800円になります。
今年2018年発売の機種がすでにバッテリー交換が必要ということはないと思いますので、バッテリー交換したい方のコストは5,400円と言う事になり、年内プログラム適用時との差額は2,200円に圧縮されます。
年明けからはバッテリー交換コストが軽減される事を勘案すれば、現時点で頻繁にシャットダウンが起こる、バッテリー容量が80%を大きく下回っている等、今すぐの交換が望ましいケースでないなら、もしかしたら、いま無理に交換せずに先送りでもいいのかもしれません。
source:Yahoo!JAPANニュース
source:Appleサポート