iPhone修理のダイワンテレコム新宿本店でございます。
年内に生産終了の噂もあるiPhoneX。
大きな特徴としてホームボタンの廃止やディスプレイに有機ELが採用された事です。鮮やかな色の再現が可能になった有機ELですがメリットだけでなくディスプレイの「焼き付き」というデメリットもございます。今回はiPhoneXを「焼き付き」から守る方法をご紹介いたします。
「焼き付き」とは？
これまでの液晶ディスプレイは画面の裏側からバックライトで光を当てて表示する為、角度によっては見え方が変わってしまいます。有機ELはバックライトの必要がなく画面上の点（素子）がそれぞれ独立して発光する為、そういった心配はなく高画質です。またバックライトが必要ない為、薄型が実現しています。しかし、それぞれの点（素子）が独立して発光する為、長時間同じ色を発光していると、以前の画像が微かに見える「焼き付き」が発生する事もあります。
iPhoneXのSuper Retinaディスプレイは「焼き付き」を抑えるように業界最高を目指して開発されていますが100％回避する事は難しいようです。
予防策！
◆iOSを最新バージョンにする。
iPhoneXは焼き付きを抑える為にソフトウェアで制御しています。OSを最新のバージョンにする事で最新のディスプレイ制御技術を導入できるようです。
◆明るさの自動調節をON
iOSには周りの明るさによって画面の明るさを自動調整する機能が備わっています。その為、この機能をONにするとバッテリーの無駄な消耗を防ぐだけでなくディスプレイの保護にもなります。
「設定」アプリ→「一般」→「アクセシビリティ」→「ディスプレイ調整」と進み「明るさの自動調節」をON。
◆静止画を最大輝度で長時間表示しない。
同じ画像を最大輝度で表示していると素子が劣化しやすくなり有機ELに大きな負担がかかってしまう為、長時間使用の際はコントロールセンター等で明るさを下げておきましょう。
◆使用しな時は画面をオフ
ディスプレイの負担を抑える為に使用しない時は自動ロックの時間を短くする等して画面はオフにしておきましょう。
焼き付きが発生した場合
焼き付きが発生した場合は、とりあえず電源を切ると、軽度であれば15分程すれば症状はなくなります。もし時間をおいても改善されない場合はディスプレイの交換が必要かもしれません。
iPhoneXの液晶交換はApple、もしくはダイワンテレコム新宿本店でも今後、交換が可能ですのでお気軽にご相談下さいませ。
