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スマホバッテリーに使われるリチウム電池の種類と品質の違いとは?

スマホバッテリーに使われるリチウム電池の種類と品質の違いとは?

iPhoneやAndroidスマホを長年使っていると、必ず直面するのが「バッテリーの劣化」です。充電の減りが早くなったり、突然電源が落ちたり…。こうした症状が出たとき、多くの人が「バッテリー交換」を検討することでしょう。

しかし、実は**「交換バッテリーの中身(素材)」には大きな違いがある**ことをご存知でしょうか?

スマホに使われるリチウム電池にはいくつか種類がありますが、代表的なのが「純コバルト酸リチウム(LCO)」と「三元系(NCM/NCA)」です。見た目や容量が同じでも、使われている素材によって「品質・寿命・安全性」に差が生じるのです。

この記事では、修理のプロである私たち【ダイワンテレコム今池ガスビル店】が、スマホバッテリーの中身に注目しながら、「LCOと三元系の違い」について分かりやすく解説していきます。

 

 

コバルト酸リチウム(LCO)とは?

リチウムイオンバッテリー

LCOの構成と特徴

「LCO」とは「Lithium Cobalt Oxide(リチウムコバルト酸化物)」の略称で、主にコバルトを正極材に使用したリチウムイオン電池のことを指します。

コバルト酸リチウムは、スマートフォン・ノートパソコン・デジカメなどの小型電子機器に広く採用されてきた実績のある素材です。構造がシンプルで、エネルギー密度が非常に高いため、同じサイズでもより多くの電力を蓄えることができます。

とくにiPhoneをはじめとする高性能スマホでは、LCOバッテリーの安定性と持ちの良さが高く評価されており、「長く安心して使える」バッテリー素材の代表格と言えます。

LCOのメリット・デメリット

【メリット】

  • 高いエネルギー密度:1回の充電で長時間使用可能

  • 安定性が高い:出力電圧が安定しており、スマホの誤作動やシャットダウンを防ぐ

  • 劣化しにくい:過放電・過充電に強く、長期的に安定した性能を発揮

  • 発火・膨張リスクが少ない:温度上昇に強く、安全性に優れる

【デメリット】

  • 材料コストが高い:コバルトは希少金属のため、価格が高騰しやすい

  • 調達が難しい:倫理的・環境的な背景から、供給が制限されることも

つまりLCOは、「安全で長持ちするけれど、コストが高め」な高品質バッテリーなのです。

三元系(NCM/NCA)バッテリーとは?

NCMバッテリー

NCM・NCAの構成と特徴

一方、近年スマホ以外の分野で注目を集めているのが「三元系」と呼ばれるリチウム電池です。これは、コバルトに**ニッケル(Ni)・マンガン(Mn)・アルミニウム(Al)**などを加え、性能とコストのバランスを取った電池です。

  • NCM:ニッケル・コバルト・マンガンの三元素

  • NCA:ニッケル・コバルト・アルミニウムの三元素

三元系は、特に**電動工具や電気自動車(EV)**の分野で多く使われており、最近ではスマホ修理業界にも流通が広がっています。

三元系のメリット・デメリット

【メリット】

  • 製造コストが安い:コバルトの使用量が少なく、大量生産に向いている

  • エネルギー密度も比較的高い:NCA型は特に高容量

  • 軽量設計が可能:持ち運びやすさが求められる機器に適している

【デメリット】

  • 高温に弱い:過充電や温度上昇により劣化しやすい

  • 発火リスクが高まることも:保護回路が不十分だと安全性に課題

  • スマホ用途では安定性に劣る:電圧の揺れによりシャットダウンや発熱が起きやすい

三元系バッテリーは「コスト優先」で採用されることが多く、安全性や耐久性に関してはLCOに劣る部分もあります。

🔋【2】三元系リチウムイオンバッテリー(NCM/NCA:ニッケル・コバルト・マンガン or アルミ)

項目 内容
主な用途 電動工具、電動自転車、EV車、モバイル機器など広範囲
特徴 バランス型。出力・容量・安全性のトータル性能が高い
長所 安全性が高く、コストが抑えられる/高耐久/環境耐性に優れる
短所 エネルギー密度はLCOにやや劣る/温度管理は必要
寿命 比較的長い(800〜1000回以上の充放電)

実際のスマホ修理現場では何が使われているのか?

バッテリー交換

バッテリー交換の際に、一般ユーザーが中身まで確認することは難しいかもしれません。しかし、修理店によって採用しているバッテリーの種類には大きな差があるのが実情です。

コスト重視の修理店では三元系が主流?

最近では、一部の格安修理店やネット通販品などで、三元系(NCM)バッテリーを採用しているケースが増えています。

その理由はズバリ、仕入れコストが安いからです。三元系は構成材料の多くを中国で安価に調達できるため、バッテリーの単価を抑えられます。しかしそのぶん、品質や安全性に関して妥協している可能性があるのも事実です。

「交換したばかりなのにまた電池がすぐ減る」「バッテリーが膨張して画面が浮いてきた」などのトラブルの多くは、実は三元系バッテリーが原因であることが少なくありません。

「地域最安値!」「他店より1円でも安く!」を掲げるお店は・・・。

表記なしのバッテリーに要注意

また、修理業者の中にはバッテリーの素材について一切表記しないまま提供しているケースもあります。ユーザー側には判断がつかないため、「見た目は新品でも中身は三元系」ということも…。

安心して使いたいなら、バッテリーの素材や品質についてきちんと説明してくれる店舗を選ぶことが重要です。

✅まとめ

項目 純コバルト酸リチウム(LCO) 三元系(NCM/NCA)
エネルギー密度 ◎(高い) ◯(やや低い)
安全性 △(発火リスクあり) ◎(比較的安全)
コスト △(高い) ◯(コバルト量を削減)
寿命 △(短め) ◎(長寿命)

スマホではLCOが主流でしたが、近年はコスト・安全性の観点から三元系に移行する傾向もあります。

ダイワンテレコム今池ガスビル店では“純LCOセル”のみを採用!

私たちダイワンテレコム今池ガスビル店では、すべてのiPhoneバッテリー交換において「純コバルト酸リチウム(LCO)」セルを採用しています。理由はシンプルです。

「お客様に、より安全で、より長く使えるバッテリーを提供したい」
「バッテリーに起因するトラブルを未然に防ぎたい」

バッテリーはスマホの“心臓”です。見た目が新品でも、内部素材が粗悪であれば、安全性にも、持続性にも大きな差が出ます。

当店が純LCOバッテリーにこだわる理由を、さらに詳しく解説していきます。


なぜLCOセルを選ぶのか?当店のこだわり

1. 安全性の高さ

LCOは、発火リスク・膨張リスクが非常に低く、温度上昇に強い素材です。スマートフォン内部は常に発熱を伴うため、バッテリー自体が熱に強いことは大きな安全性の指標となります。

三元系は構造上、エネルギー密度を高めようとすると熱が発生しやすく、発火や膨張のリスクがLCOより高いとされています。LCOであればそのリスクを最小限に抑えることができます。

2. 電圧の安定性=端末の安定動作

LCOは電圧の変動が少なく、安定した出力を持つため、スマホ側の動作も安定します。

バッテリー交換後に起きがちな症状として、

  • 充電が100%表示なのにすぐ減る

  • 電源が突然落ちる

  • 充電中に本体が異常に熱くなる

などがありますが、これらは出力の不安定なバッテリーが原因となっているケースが多く見受けられます。

LCOであれば、こうしたトラブルを抑制し、快適なスマホ利用を長く維持することができます

3. 寿命の長さ=コスパの良さ

一見すると「LCOは高い」と思われがちですが、実際には寿命が長く、長期的に見ればコストパフォーマンスに優れています。

  • 安価な三元系:半年〜1年でまたバッテリーが劣化

  • 純LCO:1.5〜2年以上快適に使えるケースが多数

「2回交換する手間・費用」を考えれば、最初から高品質なLCOを選んだ方が結果的にお得です。

粗悪バッテリーによるトラブル事例

ここでは、実際にお客様からご相談いただいた「粗悪バッテリーが原因のトラブル事例」をご紹介します。

以下の症例はすべてのバッテリーで起こり得る症状ですが、粗悪品では発生率が高いと言う意味でご理解ください。

事例①:バッテリーが膨張し、画面が浮き上がった

他店で交換した直後は快適に使えていたが、数ヶ月後に画面の端が浮いてきたというご相談。分解してみたところ、バッテリーが内部で膨張しており、フロントパネルを押し上げていた状態でした。

調べると、そのバッテリーは三元系NCMで、保護回路が不十分なもの。熱がこもる夏場には特にこうした膨張リスクが高まります。

※最悪の場合、膨張したバッテリーが破裂・発火するリスクも…

事例②:バッテリーが100%から急に電源オフ

バッテリー交換後、数日で「急にシャットダウンする」「電源が落ちて再起動できない」といった症状が発生。

こちらも原因は三元系バッテリーによる電圧の不安定さでした。LCOに交換したところ、安定して電源が持続するようになり、以後トラブルは発生していません。

事例③:充電中に異常発熱・端末が触れないほど熱い

これも多いトラブルのひとつです。粗悪バッテリーでは、充電中に内部抵抗が高まり、端末が高温になる危険があります。

iPhoneの内部には温度センサーがあるため、ある程度で充電を止めるように設計されていますが、バッテリー自体に問題があると安全機能ではカバーしきれません。

ダイワンテレコム今池ガスビル店の対応と保証

店舗スタッフ

当店では、お客様の大切なiPhoneを守るため、下記の対応を徹底しています。

■ 使用バッテリーは「純LCO」のみ!

  • 安全基準に適合した、国内認証取得済みセルを使用

  • 仕入れ業者・ロット管理も徹底

  • 修理後の動作チェックも二重体制

■ バッテリー無料診断 実施中!

  • バッテリーの劣化状態をその場でチェック(5分〜10分)

  • 「どれくらい劣化してるか」「交換が必要かどうか」を数値でご案内

  • 診断のみのご来店も歓迎(予約不要)

■ 安心の保証付き

  • バッテリー交換後:最大60日間の保証(※初期不良対象)古い機種は30日間

  • トラブル発生時も即日対応可能

  • 修理後のサポート体制も万全


まとめ|“高品質バッテリー”を選ぶことが、スマホを守る第一歩

一見すると、どのバッテリーも同じように見えるかもしれません。しかし、素材・構造・管理体制の違いが、数ヶ月後のスマホの状態を大きく左右するのです。

  • 「安い修理店を選んだけど、またすぐに不具合が出た」

  • 「前に交換したけど、バッテリーが膨らんで怖い思いをした」

こういった声は、年々増え続けています。

私たち【ダイワンテレコム今池ガスビル店】では、そうしたトラブルを未然に防ぎ、お客様が安心してスマホを長く使えるように、**“本当に信頼できる部品と技術”**だけを提供しています。

 

  • 安心の純正同等LCOバッテリー採用

  • バッテリー無料診断 実施中(5〜10分)

  • 最短20分〜の即日交換対応!


店舗情報

ダイワンテレコム 今池ガスビル店
📍 〒464-0850 愛知県名古屋市千種区今池1丁目8−8 今池ガスビル1F
📞 080-9708-9037
🕐 営業時間:10:00〜19:00(年中無休)

【LINEで簡単予約・相談】
👉 LINE ID:@dtq0798b
QRコードはこちら▶(※LINE予約画像など挿入)


スマホ修理で迷ったら、ぜひ「バッテリーの中身」にも注目してください。
そして、品質にこだわるプロのお店=ダイワンテレコム今池ガスビル店へぜひご相談ください。

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