こんにちは
アイフォン修理のダイワンテレコム梅田駅店です。
SamsungとAppleのスマートフォン搭載カメラをめぐる、あまりに対照的な2つのニュースに驚きました。
片や、Samsungはスマホカメラの撮影事例に一眼レフで撮影した写真を用い、公式WEBに掲載していました。
片や、Appleは、イギリスの女性芸術家がiPhone撮影の動画で、権威ある美術賞を受賞しました。
セルビアのフォトグラファー:ドゥンハ・ドゥヒーク氏は、写真販売サービス「EyeEm」に出品していた写真が売れたので、誰が買ってくれたのか、どこに自分の写真が使われるのか、と興味を持って調べたところ、なんとSamsungの公式WEBに辿り着いたのだそうです。
ドゥヒーク氏が一眼レフで撮影した写真の使途は、Galaxy A8 Starのポートレートモードの背景ボケをアピールする事例だったのです。そして、写真の下には小さく「画像はデモ用に加工しています」と記されており、ドゥヒーク氏は「大笑いするしかなかった」そうです。
Samsungがスマホカメラ撮影写真の事例を偽るのは初めてではありません。
Samsungは今年8月にもTwitter上で、Galaxy A8のカメラ性能をアピールするためにストック写真を使用して複数のTweetを行いましたが、ユーザーからの指摘で公になった経緯があります。
さらに、事例写真の偽装はSamsungに限りません。
Huaweiにおいても「Nova 3i」にために同様の偽りのアピールがされていました。自撮りをしているように見える男性の手は、実は何も持っていなかったのです…なんてシャレにもなりません。
これは、モデルを務めた女優サラ・エルシャミさんのInstagram投稿から公になりました。
一方、こちらはiPhone撮影の映像に関するニュースです。
現代アートの作家シャーロット・プロジャー氏が、2018年の「ターナー賞」を受賞しましたが、彼女の作品がiPhoneで撮影された事がわかり、大きな話題となっています。
ターナー賞は、50歳以下のイギリス人(または在住)の美術家に贈られる権威ある現代美術賞で、プロジャー氏のスコットランドの田舎の風景や、日常的な場面を切り取った映像に対して贈られました。
Prodger氏は、iPhoneを選んだ理由として「使いやすさと、世界中を回っている間にそれを使用できる方法のために、iPhoneで映画化することを選んだ」と語っており、女性であり単独で行動する同氏が大きな撮影機材を持ち歩くのは難しかったためとしています。
この受賞に対して、Appleのティム・クックは自身のTwitterでお祝いの言葉を述べています。
皆さんは、この2つのあまりに対照的で、馬鹿馬鹿しい程の違いのある2つのニュースをどう受け止めますか?
筆者もiPhone撮影の写真や動画が認められるるある事は、実体験として感じています。
筆者が撮影した写真をストックしている「Pixta(ピクスタ)」においても、以前はNGだったiPhoneをはじめとするスマホ撮影写真をストックできるようになっているからです。
そんな中でのSamsungの意識の低さに驚くとともに、やはりiPhoneだなという感を強くしました。
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