iPhone修理のダイワンテレコム大阪梅田駅店です。
Appleは米現地時間4月15日、新型となる「iPhone SE（第2世代）」を発表しました。
4.7インチ液晶ディスプレイ、ホームボタンとTouch ID、シングルカメラを搭載とiPhone 8を踏襲しつつも、チップにiPhone 11シリーズと同様の「A13 Bionic」を搭載したパワフルな新型iPhoneとなっています。
iPhone SEの価格は44,800円（税別）からで、4月17日より予約受付開始、4月24日発売となります。
iPhone SE（第2世代）の高性能 スペックを紹介！
iPhone SE（第2世代）は以前より「iPhone 9」または「iPhone SE2」の名で噂されていましたが、「第2世代のiPhone SE」という形でついに正式発表されました。
予測されていた通り、iPhone 8とほぼ同様の外観デザインとしつつもiPhone 11シリーズと同じA13 Bionicチップを搭載した、非常にコストパフォーマンスに優れるモデルです。
背面は耐久性の高いガラス仕上げとなっており、中央にはAppleのロゴがあります。
iPhone 8と同等の4.7インチRetina HDディスプレイを搭載し、筐体サイズについても同等となっています。
iPhone 7以降では定番となっていた耐水性能についても、iPhone 8と同様のIP67の防塵・耐水規格に適合しており、最大水深1メートルで最大30分間の水没でも動作に影響を与えないとされています。
iPhone 11シリーズと同じチップを搭載、処理速度が向上
機械学習に適したA13 Bionicを搭載したことで、背面のシングルカメラはiPhone 8よりも美麗な撮影が行えるものとなっています。
また、被写体を詳細に認識することで背景のみをぼかして印象的な撮影が可能なポートレートモードおよび、4Kビデオ撮影に対応します。
また、最新チップを搭載することでバッテリーの駆動時間も長くなっています。
iPhone 8と同様にQi規格でのワイヤレス充電および高速充電に対応し、最短30分で最大50%までの充電を行うことが可能となっています。
3年ぶりとなるホームボタン搭載の新型iPhone
そして何より嬉しいのがTouch IDに対応したホームボタンの存在です。
iPhoneはiPhone X以降ホームボタンをオミットし、Touch ID（指紋認証）からFace ID（顔認証）に移行しました。
iPhone X以降ではその役割をHome Indicator（通称、ホームバー）に明け渡しましたが、iPhoneの顔ともいえるホームボタンが恋しいユーザーも多いのではないでしょうか。
現在、感染症対策にマスクを着用しているユーザーはFace IDの顔認証が上手く使えないということもあり、ホームボタンとTouch IDの存在はユーザーの需要に見事に合致していると言えるでしょう。
関連記事：マスク着用中にFace IDでiPhoneのロックを解除する裏技
充電がなくてもApple Payでキャッシュレス決済などが利用可能
iPhone 8以降の機種で利用できた「予備電力機能付きエクスプレスカード」もiPhone SEで対応しています。
この機能はApple Payなどのタッチ決済機能「エクスプレスカード」を、iPhoneの充電が切れていても利用できる機能です。
例えば、外出中にiPhoneの充電が切れてしまったとしても、最大5時間までは交通系ICとしての機能や、キャッシュレス決済を利用することが可能です。
3種カラーと3種のストレージモデル 64GBモデルは44,800円
iPhone SE（第2世代）はブラック、ホワイト、（PRODUCT）REDの3種のカラーバリエーションと、64GB、128GB、256GBの3種のストレージモデルが発売されます。
各モデルの販売価格は以下の通りです。
| 64GB | 44,800円 |
| 128GB | 49,800円 |
| 256GB | 60,800円 |
税込でも5万円以下でiPhone 11と同じチップを搭載…と、コストパフォーマンスに優れた素晴らしい新型iPhoneに仕上がっています。
SNSなどでも「安すぎる」「いよいよ買い替え時かな」などの声が見られており、初代iPhone SE同様、相当な人気となることが予想されます。
十分な台数が用意されているとは思いますが、iPhone SE（第2世代）のあまりの人気ぶりに品薄となる可能性も考えられますね。
iPhone 8、iPhone 8 Plusの販売が終了 「iPhone SE Plus」の可能性
iPhone SE（第2世代）の正式発表に伴って、iPhone 8とiPhone 8 Plusがアップル公式サイトより姿を消しました。
新iPhone SEはiPhone 8と同様のデザイン・機能を搭載しつつも、iPhone 8より優れたA13チップを搭載しています。
「最後のホームボタン搭載iPhone」として人気を集めたiPhone 8の役割が終わったために、販売が終了したものと思われます。
またiPhone 8 Plusについても販売が終了していることから、発売が噂されている「5.5インチディスプレイ搭載のiPhone SE（第2世代）」の存在がいよいよ見えてきたのではないでしょうか。
流出したiOS14のソースコードから発見された5.5インチモデルは「iPhone 9 Plus」などの名で発売が噂されていましたが、iPhone SE（第2世代）とは同時発売されないとの予測がありました。
もし「iPhone SE Plus」が発売されるのであれば、iPhone SEと同様にiPhone 8 Plusのデザインを流用するものと思われます。
iPhone SE（第2世代）用の純正ケースが販売
AppleはiPhone SE（第2世代）用 純正ケースの販売を開始しました。
シリコーン製とレザー製のケースがそれぞれ用意されています。
iPhone SE（第2世代）用シリコーンケース 3,800円（税別）
ピンクサンド・ホワイト・ブラックの3カラーが用意されます。
iPhone SE（第2世代）用レザーケース 5,800円（税別）
ブラック、ミッドナイトブルー、(PRODUCT)REDの3カラーが用意されます。
iPhone 8同様、背面のガラスは耐久性に優れるとされていますが、iPhone 8やiPhone X、iPhone XS、iPhone 11シリーズに採用されている背面ガラスは、落下などの衝撃で割れてしまう可能性があります。
iPhone SE（第2世代）の背面ガラスも同様のものと思われるので、なるべくケースを装着して利用したいところです。
(PRODUCT)REDの収益、一部を新型コロナ対策に寄付すると発表
Appleがこれまでも発売してきた(PRODUCT)REDカラーは、（RED）と提携し収益の一部を「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」に寄付してきました。
この度世界エイズ・結核・マラリア対策基金は新型コロナウイルス対策のための機構「COVID-19 Response Mechanism」を立ち上げています。
これに伴い、AppleではこれまでHIV対策に回していた（PRODUCT)REDの収益を新型コロナウイルス対策に回すと発表しました。
9月30日までの期間限定で、(PRODUCT)REDの売上の一部は同ファンド経由で新型コロナウイルス対策に充てられます。
この度発表されたiPhone SE（第2世代）および、純正レザーケースにも(PRODUCT)REDカラーが用意されています。
（PRODUCT)REDは特徴的な深い赤のカラーで、背面に「(PRODUCT)RED」の刻印があります。
