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Appleは4月15日に新型の第2世代iPhone SEを発表し、4月24日より発売が開始されました。
この第2世代iPhone SEについて、Apple最高経営責任者のTim Cook氏はApple業績発表の場において「iPhone SEは非常に手ごろな価格ながら高いパフォーマンスを誇るため、多くのAndroidユーザーがiPhoneに切り替える切っ掛けとなる」と、新型iPhoneを宣伝しました。
第2世代iPhone SEは、AndroidユーザーをiPhoneに取り込む切っ掛けとなる
Appleは現地時間4月30日、2020会計年度第2四半期(2020年1月~3月)の業績発表を行いました。
その中で、「新型iPhone SEが特定の地域でどれほど売上を伸ばしているか」という内容の質問に対してTim Cook氏が返答しています。
Tim Cook氏によると、あらゆる地域およびユーザー層で好評を得ており、さらには低中所得層のユーザーに対してさらなる売上が見込めるとしています。
また、AndroidからiPhoneへの機種変更のきっかけになるユーザーが数多く現れることを期待している、とも述べました。
「あらゆる地域で、低中所得層に対する売上がさらに改善されること、また、相当な数のユーザーがiOSに切り替えるきっかけになることを期待している。新型のiPhone SEはiPhone 11と同様のエンジンを持ちつつ、小型で非常に安価であり最速のAndroidよりも速く、非常に高い価値を持つ」とTim Cook氏は語っています。
また、Tim Cook氏は「新型iPhone SEが今後のiPhoneの価格体系を調整するためのAppleの計画一部なのでは」という質問に対しては否定し、異議を唱えています。
Appleは常に最高の製品を最良の価格で提供することを目標にしてきたとし、その基本的戦略はこれからも変わらないと説明しています。
Appleの2020年第2四半期(1~3月)業績発表 前年同期比で1%成長へ
Appleの発表によると、2020年第2四半期では「iPhone、iPad、Mac」の売上高は低下しつつも、サービス・ウェアラブル部門では順調に成長しており、全体では1%の成長としました。
2020年1月~3月には新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により、Appleでは兼ねてより業績が予測を下回るという見通しを発表しており、また全世界のApple Storeを閉店という措置を行っています。
2020年第2四半期総売上高は583億ドルで、2019年第2四半期の580億ドルから1%の成長に留まっています。
地域別の売上高では前年同期と比べ、欧州圏が約10%、その他アジア太平洋圏が約8%の売上増加となる一方、中国で約8%、日本で約8%の売上減少となっています。
部門別の売上高では
・iPhone : 約290億ドル 前年同期比で約7%減
・Mac : 約54億ドル 前年同期比で約3%減
・iPad : 約44億ドル 前年同期比で約10%減
とやや後退したものの
・ウェアラブル・ホーム・アクセサリ : 約63億ドル 前年同期比で23%増
・サービス : 約133億ドル 前年同期比で約17%増
と、Air PodsやApple Watchなどのウェアラブル部門とApp Store、Apple Musicでの収益を含むサービス部門では大きく売上を伸ばしています。
AppleのCEOであるTim Cook氏は、世界的に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が蔓延する中で、Appleの業績が成長していることについて、こう述べています。
「この困難な環境にあって、私たちのユーザはAppleの製品を頼りに、新たな方法で人と繋がり、情報を得、創造的かつ生産的であり続けています。このようなニーズに革新的な方法で応え続けるだけでなく、世界の取り組みを支えるためにお返しをし続けることが私たちのモチベーションでありインスピレーションにもなっています。すなわち、世界中の医療プロフェッショナルに送った何千万枚ものマスクやカスタムビルトのフェイスシールドをはじめ、Global CitizenやAmerica’s Food Fundなどの団体に寄贈した何百万ドルもの資金といった形でのお返しです。」
引用:Apple