歴代iPhoneの性能、評判を画像とともに紹介 ~第2世代SE編

[公開日:2020/05/13]
筆者: 梅田店

iPhone修理・iPad修理のダイワンテレコム大阪梅田駅店です。

 

History of the iPhone(iPhoneの歴史)」という、歴代iPhoneを画像とともに紹介していく動画がYoutubeチャンネルApple Explainedから公開され、人気を博しています。

「History of the iPhone」では初代iPhoneから最新となるiPhone SE(第2世代)までが紹介されており、カラーバリエーション、スペック等が簡潔にまとめられています。

 

当記事では2つのパートに分けて、画像とともにiPhoneの歴史を振り返って紹介していきます。

前半パートではiPhone(初代)からiPhone SE(初代)

後半パートではiPhone 7からiPhone SE(第2世代)を振り返っていきます。

 

 

iPhone 7  2016年9月16日発売

ディスプレイ 4.7インチ
CPU(チップ) Apple A10 Fusion
メモリ(RAM) 2GB
ストレージ容量 32、128、256GB
バッテリー容量 1,960mAh


iPhone 7は、iPhoneシリーズで初めて耐水・防塵機能を搭載したiPhoneです。

IP67等級(深さ1mまでで最長30分間)に適合しており、iPhone 7以降に発売されたiPhoneはすべて耐水・防塵機能を備えるようになりました。

また、これまでは筐体左下に搭載されていたイヤホンジャックがiPhone 7から廃止されています。

イヤホンジャックの廃止は当時には議論を巻き起こしましたが、これ以降のiPhoneにイヤホンジャックが搭載されることは2020年現在までありません。

 

ホームボタンの仕様が変更されており、iPhone 6sのような物理ボタンではなく、静電容量方式が採用されています。

ホームボタンを押し込むと、内臓されたTaptic Engineが独特な挙動で振動し、まるで物理ボタンを押し込んだかのような感覚が得られます。

 

新たなカラーバリエーションの「ジェットブラック」は明度の低い高級感のあるブラックにツヤのある光沢仕上げが施されており、発売当時には高い人気を誇りました。

そして、iPhone 7は(PRODUCT)REDのカラーバリエーションが初めて発売されたiPhoneでもあります。

(PRODUCT)REDはHIV/AIDS(エイズ)・マラリア撲滅を目的にRed社が立ち上げた世界基金で、(PRODUCT)REDカラーのiPhoneの売上金の一部は、この基金へ寄付されます。

 

iPhone 7 Plus  2016年9月16日発売

ディスプレイ 5.5インチ
CPU(チップ) Apple A10 Fusion
メモリ(RAM) 3GB
ストレージ容量 32、128、256GB
バッテリー容量 2,900mAh

iPhone 7 PlusはiPhone 7と同時に発表・発売された、5.5インチの大型モデルです。

耐水・防塵機能の搭載、イヤホンジャックの廃止など基本的な仕様はiPhone 7と共通していますが、iPhone 7よりRAM(メモリ)が1GB多いという差別点があります。

一番大きな差別点としては、iPhone 7 Plusはデュアルカメラとなっており、iPhone 7と同様の広角カメラに加えて光学2倍ズーム、デジタル10倍ズームが可能な望遠カメラが搭載されています。

そのためカメラ目当てにiPhone 7 Plusを選ぶというユーザーも散見されました。

 

iPhone 8  2017年9月22日発売

 

 

ディスプレイ 4.7インチ
CPU(チップ) Apple A11 Bionic
メモリ(RAM) 2GB
ストレージ容量 32、128、256GB
バッテリー容量 1,816mAh

iPhone 8は、1世代前のiPhone 7と外観が非常に似ていますが、背面パネルがiPhone 4/4sのようなガラス製となっていることが大きな特徴です。

背面がアルミからガラスに変更されたことにより、ワイヤレス充電規格のQi(チー)の対応し、Qi対応のワイヤレス充電器の上に置くだけでワイヤレス充電が行えるようになりました。

以降のiPhoneはすべて背面がガラス製となっていますが、iPhoneを落としてしまった際などに背面ガラスが割れてしまうなどの問題が起こるようになっています。

iPhone SE(第2世代)発売以前では、ホームボタンとTouch IDを搭載した最後の機種として人気を博しました。

 

iPhone 8 Plus  2017年9月22日発売

 

ディスプレイ 5.5インチ
CPU(チップ) Apple A11 Bionic
メモリ(RAM) 3GB
ストレージ容量 64、128、256GB
バッテリー容量 2,691mAh

iPhone 8 PlusはiPhone 7 Plusの後継機で、iPhone 8よりも大きなディスプレイと筐体サイズとなっています。

ワイヤレス充電への対応と背面ガラスの仕様はiPhone 8と変わっておらず、大きな背面ガラスは高級感があります。

iPhone 7 Plus同様デュアルカメラとなっており、カメラ目当てに購入ユーザーも見られました。

 

iPhone X  2017年11月3日発売

 

 

ディスプレイ 5.85インチ
CPU(チップ) Apple A11 Bionic
メモリ(RAM) 3GB
ストレージ容量 64、256GB
バッテリー容量 2,716mAh

iPhone Xは、歴代のiPhoneで初めてホームボタンを廃し、さらに有機EL(OLED)ディスプレイを搭載したiPhoneです。

iPhone 6からiPhone 8まで続いていた前面デザインから大幅に変更されており、画面上部にノッチが特徴的なデザインになりました。

ベゼルが削られ、上部のノッチがあるデザインはiPhone Xから、現在の最新モデルiPhone 11 Proまで同じデザインが使われることとなります。

 

もう1つの特徴は、Face ID(顔認証)の搭載です。

ホームボタンがなくなり、Touch ID(指紋認証)の代わりに搭載されたのがこのFace IDで、ノッチ部分に埋め込まれた「TrueDepthカメラ」と呼ばれる3Dセンサーで顔を識別します。

Face IDの精度は高く認識も素早いために高い評価を得ますが、その一方でホームボタン、Touch IDの搭載を望むユーザーも一定数いました。

 

iPhone XS  2018年9月21日発売

 

 

ディスプレイ 5.8インチ
CPU(チップ) Apple A12 Bionic
メモリ(RAM) 4GB
ストレージ容量 64、256、512GB
バッテリー容量 2,658mAh

iPhone XSは、iPhone Xの筐体デザインをほぼそのままに、機能・性能を向上した後継機です。

チップにA12 Bionicを採用し、iPhoneでは初となる4GBのメモリを搭載したことで処理速度が大幅に向上しています。

iPhone Xと同じく有機EL(OLED)ディスプレイが採用されます。

また、iPhone XSからストレージ512GBのモデルが追加されています。

 

iPhone Xよりも耐水・防塵機能が強化されており、IP68等級(水深2mまで最長30分)に適合しています。

 

iPhone XS Max  2018年9月21日発売

 

 

ディスプレイ 6.5インチ
CPU(チップ) Apple A12 Bionic
メモリ(RAM) 4GB
ストレージ容量 64、256、512GB
バッテリー容量 3,174mAh

iPhone XS MaxはiPhone XSの大型モデルで、iPhone 7/iPhone 8におけるPlusモデルの立ち位置となるiPhoneです。

iPhone 7 Plus/iPhone 8 Plusでは、通常モデルにはないデュアルカメラの搭載などが見られましたが、iPhone XS MaxとiPhone XSの相違点はバッテリー容量とサイズのみとなっています。

6.5インチという大型の有機EL(OLED)ディスプレイの美麗さは圧巻であり、XSシリーズのハイエンドに相応しい高級感あるモデルとなっています。

 

iPhone XR  2018年10月19日発売

 

 

ディスプレイ 6.1インチ
CPU(チップ) Apple A12 Bionic
メモリ(RAM) 3GB
ストレージ容量 64、128、256GB
バッテリー容量 2,942mAh

iPhone XRは、6.1インチの液晶(LCD)ディスプレイを搭載したモデルです。

画像の通りカラーバリエーションが多く用意されており、iPhone 5sに対するiPhone 5cのような立ち位置のiPhoneとなっています。

iPhone X、iPhone XSとは違いシングルカメラ、LCDディスプレイの搭載とすることで価格を抑えたモデルとなっており、Face IDを搭載したiPhoneでは最も販売価格が低くなっています

 

一方でiPhone XSと同様のA12を搭載するなどスペックは遜色ないものとなっており、ポップなカラーバリエーションの展開とあわせて人気機種となっています。

 

iPhone 11  2019年9月20日発売

 

 

ディスプレイ 6.1インチ
CPU(チップ) Apple A13 Bionic
メモリ(RAM) 4GB
ストレージ容量 64、128、256GB
バッテリー容量 3,110mAh

iPhone 11は2019年秋に発売されたiPhone 11シリーズのベースモデルです。

iPhone XRの後継機となっており、液晶(LCD)ディスプレイを搭載しますが、最新のA13 Bionicを搭載するなど順当に性能は向上しています。

シングルカメラだったiPhone XRと異なり、iPhone 11は広角・超広角のデュアルカメラとなっています。

超広角カメラはiPhone 11シリーズで共通して搭載された新しいカメラで、ズームとは逆に「引いた」視点からの撮影を行うことができます。

また、暗所でもハッキリとした撮影を行うことができる「ナイトモード」が搭載され、超広角カメラと合わせてiPhone 11シリーズでは「カメラ性能」に重点をおいたマーケティングが行われました。

 

iPhone 11 Pro  2019年9月20日発売

 

 

ディスプレイ 5.8インチ
CPU(チップ) Apple A13 Bionic
メモリ(RAM) 4GB
ストレージ容量 64、256、512GB
バッテリー容量 3,046mAh

iPhone 11 Proは、iPhone 11シリーズのうちiPhone XSの後継機にあたるモデルです。

新開発の有機EL(OLED)ディスプレイである「Super Retina XDR」を搭載しており、iPhone XSよりも美麗な映像表現を実現しています。

最大の特徴は背面カメラの配置です。三角形の形に配置された広角カメラ・超広角カメラ・望遠カメラはその特徴的な配置から若年層を中心に「タピオカメラ」などと呼称され、賛否を集めました。

しかしカメラ性能は折り紙付きで、A13 Bionicの性能がサポートするAI処理技術により非常に美麗な写真・映像を撮影することが可能です。

 

新たなカラーバリエーションとして「ミッドナイトグリーン」が追加され、今までのiPhoneに見られなかったその落ち着いた暗い緑から、発売当時には最も人気を集めました。

 

iPhone 11 Pro Max  2019年9月20日発売

 

ディスプレイ 6.5インチ
CPU(チップ) Apple A13 Bionic
メモリ(RAM) 4GB
ストレージ容量 64、256、512GB
バッテリー容量 3,969mAh

iPhone 11 Pro Maxは、iPhone 11 Proの大型モデルです。

iPhone XS Maxの後継機となっており、iPhone 11 Proとの差異がバッテリー容量とサイズのみという点も同様となっています。

6.5インチ2688px×1242pxの高解像度、そして新開発の「Super Retina XDR」によりiPhoneシリーズ最高峰の美麗なディスプレイが体験できます。

 

iPhone SE(第2世代)  2020年4月24日発売

 

 

ディスプレイ 4.7インチ
CPU(チップ) Apple A13 Bionic
メモリ(RAM) 3GB
ストレージ容量 64、128、256GB
バッテリー容量 1,821mAh

iPhone SE(第2世代)はiPhone SE(初代)、iPhone 8両方の後継機として発売されたiPhoneです。

iPhone 8の筐体にiPhone 11シリーズと同様のA13 Bionicを搭載したモデルで、初代iPhone SEから4年ぶりとなるエントリーモデルとなります。

iPhone 8から3年ぶりとなるホームボタンとTouch IDを採用のiPhoneで、ホームボタンに愛着を持ったユーザーから高い評価を得ています。

 

販売価格は5万円を切る「44,800円~」となっており、近年発売されたiPhoneでは最も安価なモデルとなっています。

液晶(LCD)ディスプレイの搭載、1,821mAhのバッテリー容量、広角のシングルカメラ、背面ガラスとワイヤレス充電の対応など、iPhone 8との共通点が非常に多くなっており、部品の多くを流用することでここまでの低価格を実現していると考えられます。

筐体の仕様がiPhone 8と全く同じかというとそうではなく、画面パネルにやや差異があるためにiPhone 8用の画面保護フィルムなどは流用できない場合があります。一方で背面の寸法は全く同じため、背面ケースやカバーは流用することが可能です。

総じて完成度の高いエントリーモデルとなっていますが、初代iPhone SEのような4インチモデルを期待していたユーザーからは不満の声も上がっています。

 

 

まとめ

iPhone 7から先日発売されたiPhone SE(第2世代)までを紹介しました。

2017年発売のiPhone XはまさにiPhoneの転換期ともいえ、iPhone 8以前のデザインから大きく変更されたiPhone Xのデザインは最新のiPhone 11シリーズ、さらには2020年秋発売とされるiPhone 12シリーズでも引き継がれると予想されています。

iPhone SE(第2世代)は最新のiPhoneの性能とiPhone 8以前のデザインを組み合わせたようなモデルとなっており、高い人気を誇っています。

 

iPhone 12シリーズでは初代iPhone SEやiPhone 5sのようなエッジ感のあるフラットデザインが復活するとの予想もあり、これからのiPhoneがどのような展開をしていくのか気になるところですね。

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