iPhone修理・iPad修理のダイワンテレコム大阪梅田駅店です。
WWDC 2020で発表され、開発者向けの提供が始まった「iOS14 ベータ1」と、現在の最新iOSである「iOS13.5.1」のバッテリー動作時間を比較した動画がテック系YoutubeチャンネルiAppleBytesから公開され話題となっています。
iAppleBytesは「iOSの開発者向けベータ版はバッテリーの動作が安定しないため普段はバッテリーテストを行わないが、今後リリースされるバージョンと比較する目的で今回のバッテリーテストを行った。」と説明しています。
iPhoneのiOSをバージョンアップした直後にはバッテリーの減りが大きくなる傾向にあるために通常はアップデートから5日待ってバッテリーテストを行いますが、今回のバッテリーテストではアップデートから24時間という短時間でテストを実行しています。
そのため、iOS13.5.1とのバッテリー動作時間の比較の結果は目に見えていると思われましたが、意外すぎる結果が出ています。
今回のバッテリーテストではiPhone SE(第2世代)とiPhone 11を2台ずつ用意し、iOS13.5.1とiOS14ベータ1を1台ずつインストールし、テスト機としています。
お馴染みのベンチマークアプリ「Geekbench 4」でプロセッサに負荷をかけた状態を維持し、バッテリーの充電が100%から0%になるまでの時間を比較します。
iPhone SE(第2世代)、iPhone 11ともにディスプレイの明るさは25%で固定し、両端末ともに条件を同じにした状態でテストをスタートします。
バッテリーテストの結果は「バッテリースコア」として表示され、数字が高いほど動作時間が長いことになります。
数字に対するパフォーマンスとしては、バッテリースコアが2倍になれば動作時間も2倍になるといった具合です。
それぞれのバッテリーテスト結果は以下の通りです。
iOS13.5.1スコア | iOS14ベータ1スコア | |
iPhone 11 | 3,630 | 3,988 |
iPhone SE(第2世代) | 2,506 | 2,512 |
なんと、iOS14ベータ1のほうがiOS13.5.1よりもバッテリー動作時間が長いことが判明しました。
バッテリー容量が1,812mAhのiPhone SE(第2世代)よりも3110mAhのiPhone 11のほうがより顕著に動作時間が向上していることが分かります。
iOS14ベータ1では、iPhone 11の動作時間は6時間40分、iPhone SE(第2世代)の動作時間は4時間12分となりました。
動作が不安定なiOSのベータ版かつ、アップデートから24時間しか経っていない状態というハンデを背負っているにも関わらずバッテリー動作時間が有意に伸びているのは驚異的です。
iAppleBytesはiOS13.5.1のバッテリーテストの様子を撮影した動画を紛失してしまったとしており、詳細なバッテリー動作時間は分かりませんが、バッテリースコアからしてもバッテリーのパフォーマンスが改善するのは間違いなさそうです。
iOS13は全体的に「バッテリーの減りが早い」バージョンとして知られており、マイナーアップデートの多さを抜きにしてもバッテリーに関する不満の声がよく見られました。
バッテリーテスト動画のコメント欄にはiOS14の正式リリースを待ち望む声が多くなっており、期待の大きさがわかります。
source:Youtube / iAppleBytes
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