iPhoneと直射日光の関係について
こんにちは。
iPhone修理ダイワンテレコム大船店です。
突然ですが、iPhoneは直射日光に弱いことをご存知でしょうか?
直射日光の中でiPhoneを使っていると、起動しなくなってしまう危険性があります。
今回は、その原因と、危険性をお伝えします。
iPhoneの画面は基本黒です。普段使用している際は、液晶が映っているので、お気づきにならないかもしれませんが、
スリープ状態のときは、黒くなっています。
黒は、光を吸収する色でもあります。そのため、画面を直射日光に当て続けてしまうことで光を吸収して
内部に熱を溜め込むことになってしまいます。
iPhoneにはPCなどの精密機器と違い、熱を冷ますためのファンなどの冷却機能が搭載されておりません。
光を吸収し、熱を溜め込んでしまうことで、許容外の熱を持ってしまうことになります。
また、iPhoneには動作などにより発生する熱が上がり過ぎないようにするための制御機能や、
高温発熱した場合に画面に高温注意と表示され、画面操作をさせないようにするといった、
熱に対する制御システムがあります。
しかし、太陽光の熱は動作中におきたものではない上に、動作上で発生する熱以上になるため、
iPhoneが故障してしまう大きな原因となるのです。
どういった症状が起きるのか。
2つ紹介します。
1つ目は、バッテリーの劣化・ダメージ
バッテリーは熱に弱いためダメージを受けやすいです。
例えば、充電の減りがとても早くなったり。30%くらい残っていたはずなのに急にシャットダウンされてしまう。
バッテリーが膨張してしまうなどの症状が発生します。
2つ目は、内部パーツへのダメージ
内部に熱を溜め込んでしまうことによって、パーツへのダメージが出ることが考えられます。
様々な症状が発生しますが、最悪の場合としましては、起動不可になってしまったり、
データが破損してしまうといった症状が発生してしまいます。
直射日光を受けながら使用することで、上記のような故障に繋がる可能性がありますので、
もし、外で使用する際は、ご注意ください。
また、直射日光に限らず、iPhoneが熱を持った場合は使用を中断し、熱が冷めるのを待ってから使用しましょう。