iPhoneの探すアプリで容疑者を逮捕

同メディアによると、現地時間8月23日の午前1時頃、ウェルド郡の保安官事務所は手配中の容疑者が道路沿いの保管施設付近にいるとの報告を受け、複数の保安官補を捜査員として現場に派遣しました。
 
捜査員は、現場でサンドバル容疑者（51歳男性）が運転するピックアップトラックを発見し、停車させて職務質問を行いました。
すると容疑者は、本人じゃないと言い逃れを行いますが、過去に逮捕された時の写真や特徴的なタトゥーにより、すぐに本人だと判明しました。捜査員達は容疑者を車から降ろそうと試みましたが容疑者は逮捕に抵抗して車を急発進させ、車止めを突破して逃走してしまいます。

容疑者の逃走後、捜査員の一人が職務質問中にiPhoneを容疑者のピックアップトラックの荷台に置いたままだったことに気づきます。
 
捜査員のiPhoneの位置を「探す」アプリで確認したところ、容疑者の車とともに同じコロラド州内のボルダー郡に移動したことが判明しました。
「探す」アプリが示す住所に捜査員を派遣するよう依頼しました。 
その後、容疑者は駆け付けた捜査員に器物損壊罪等の疑いで逮捕されました。
ウェルド郡保安官事務所は公式Twitterアカウントにおいて、iPhoneの探すアプリを使って容疑者の身柄を確保したことを発表するとともに、サンドバル容疑者の容姿を公表しています。