ここまで待望され続けるスマートフォンが他にあるでしょうか。様々な噂が話題に上っては消えを繰りかえしていますが、iPhone SE-2の登場を予測する噂は絶えることがありません。今度はiPhone 8ベースで登場との噂です。
少し前に、iPhone 8の後継機が2020年春に発売になる…という噂が流れた事がありましたが、今回は、おそらくそれが「iPhone SEの後継機」、つまり旧タイプの筐体に最新の性能・機能を搭載したモデル=iPhone SE-2だと言っているようです。
米メディア「Macrumors」は台湾に本拠を置く「Fubon Securities Investment Trust」からの情報として、2020年3月に発売されるAppleの改訂版iPhone 8 は、4.7インチ液晶ディスプレイを搭載するものの、プロセッサはA11からA13に進化、単眼リアカメラを搭載する新しいPCB(プリント基板)デザインを採用、128GBのベースストレージを持つ最新鋭機として登場すると紹介しています。
Appleが新興の中国メーカーと戦い、中流市場のシェアを拡大するため、「Fubon Securities Investment Trust」としては、進化版iPhone 8は649ドル程度の積極的なプライスタグを付けて登場する事を期待しているようです。
さて、果たして台湾の見立ては正しいのでしょうか。
価格を抑えて中級機市場に送り込むのであれば、現行「A12 Bionic」の方が価格がこなれているでしょうし、それに何より、iPhone 8の後継機と謳う必要がないように思うのですがどうでしょうか。
否定的に書いているようですが、実は、筆者は人一倍「iPhone SE」の後継モデルを待望し続けているユーザーの1人ですので、出て欲しいと願う気持ちは人後に落ちません。
手頃な価格で、決して旧モデルの値下げ品ではなく、外見は見慣れたものでも中身はしっかりと新開発、一部のお金のかかる機能は省略しても、基本性能をきちんと押さえたAppleらしいワクワク感のあるモデル。
みんなが待っているiPhone SE-2って、つまりそういう事ではないでしょうか。
これだけの待望をAppleが知らぬはずがありません。
高級路線に切った舵が現在の厳しい状況へと導いたのは疑いのない事実だとすれば、台湾情報筋の言う「中級モデル」の市場に投入するモデルを用意していても何の不思議もありません。
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