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2019年秋の機種変更、狙い目はiPhone 8とiPhone XR

2019年秋の機種変更、狙い目はiPhone 8とiPhone XR

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様々なリーク情報が飛び交う中、新モデルの発表が近づくにつれて信憑性の高そうな噂も多くなり、ぼんやりと2019年の新モデルの概要が見えてきたタイミングで、新たなiPhoneへの買換え・機種変更を検討している方も少なくないと思います。

以下はあくまでも噂に過ぎませんが、2019年版iPhoneは、5G対応前の最後の4GLTE専用機となりそうですし、カメラがトリプル仕様になる程度で、外観や内容的にも大きな変化はないと言われています。

一方で、先日発表された「iOS13」は次期iPhoneから搭載され、旧モデルでもアップデートが可能になりますが、ユーザー待望のダークモードをはじめ、デバイスの動作のさらなる高速化や、セキュリティ機能など、様々な新機能や機能強化が図られており、2019年はデバイスよりも「iOS13」に注目が集まりそうな予感がします。

今回は、そんな2019年の新型iPhoneを踏まえて、端末の買換え・機種変更について考えてみたいと思います。

機種変更のメリットとデメリットは何だろう

機種変更~つまり新たなiPhoneを購入する事にはどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

ここでいう機種変更・新たなiPhone購入は、2019年版の新型iPhoneの購入というだけでなく、現在使用中のiPhoneから、発売時期に関わらず新たにiPhoneを購入する事も含めての「新端末購入」です。

具体的には、iPhone5sを使っている人がiPhone7に、iPhone6利用者がiPhone8を購入する事も「新端末購入」に含まれます。

 

機種変更・新端末購入のメリットとは

 新たな端末を購入する事のメリットは、単純に考えれば今まで利用していたiPhoneにはない新しい機能や、旧機種を上回る性能などを手に入れられる事です。

ただしiPhoneは、Androidと違って、毎年何回も「iOS」の新バージョンがリリースされ、かなり古い端末でも、最新の機能やセキュリティをインストールする事が可能なため、新たな端末を購入する事で得られる新機能はそう多くはありません。

つまり、例えば2018年にリリースされた「iPhone XS」には「iOS12」がプリインストールされていましたが、前身モデル「iPhone X」から「iPhone XS」になった事で得られた機能はあまり多くはありません。

新機能の多くが「iOS12」によって実現されていますが、それらは、「iPhone XS」より古い端末でも「iOS12」にアップデートするだけで手に入れる事ができるわけで、それこそが、iPhoneを長い期間に渡って安心して利用できる最大に理由となっています。

つまり、iPhoneの新機能というのは、Face ID対応のインカメラを搭載しているとか、全画面ディスプレイを搭載しているとか、3D Touchに対応したディスプレイを搭載している等の、新型iPhoneのハードウエアによる新機能は旧モデルに移植する事はできませんが、バッテリーの状況を把握できたり、iPhoneの使われ方を記録したり、IDやパスワードを記憶する等、「iOS」をアップデートする事で得られるソフトウエアによる新機能は旧モデルでも利用する事が可能です。

と言う事は、2019年版新型iPhoneを購入しなくても「iOS13」をインストールする事で、多くの新機能を身に着けることができるわけで、特にトリプルカメラ以外にハードウエア面での新機能がないのであれば、敢えて、高額な最新モデルを購入するメリットはないに等しいのかもしれません。

 

意外に使わないハードウエアの新機能

筆者は、2018年にiPhone XSを購入しましたが、その最大の目的は「ポートレートモード」で背景ボケの写真が撮れるという機能でした。

もちろん、ホームボタンレスの全画面モデルにも興味はありましたが、それだけであれば、前年発売のiPhone Xで良かったわけで、あえて、iPhone 7から1世代飛ばしてiPhone XSにした理由は、背景ボケに他なりません。

購入当初こそ頻繁に使った新機能も、iPhone XS購入から約10カ月経過現在はどうかと言えば、正直、iPhoneのポートレートモードで背景ボケを狙って写真を撮ることは滅多になくなっています。

それよりは、「スクリーンタイム」や「おやすみモード」等のiOSによってもたらされた機能をよく利用しています。

ユーザーの全てがこれに当てはまる訳ではないと思いますが、ハードウエア的な新機能は、意外に使わない傾向があるようです。

 

機種変更・新端末購入のデメリットとは

新たなiPhoneを購入する事のデメリットは、やはり高額な出費でしょう。

2017年発売されたiPhone 8を最後に途絶えたホームボタン付きのモデルであっても、現行ラインナップの最安モデルとなっているiPhone 7 32GBで50,800円と、決して安いと言えるプライスタグではありません。

さらに、全画面モデルの廉価版の位置づけであるiPhone XR 64GBが84,800円、XS/XS MAXは11安円超です。

84,800円のどこが廉価版なのか分かりませんが、いずれにしても非常に高額な出費である事は間違いありません。

前項のメリットでもお話ししたように、実は最新モデルのハードウエアの新機能は、必要なユーザーにとっては代えられないものであっても、筆者のようにiPhoneを普通に使う分には、どちらかというとiOSでもたらされる新機能の方を重視してもよいのではないかと思います。

であるならば、おそらく現行iPhone XSと同等か、さらに価格アップとなりそうな最新モデルよりも、いわゆる型落ちと呼ばれる旧モデルに、最新iOSをインストールして利用した方がコスト・パフォーンマンスがたかいのではないかと思う次第です。

 

総務省が進める端末値引き上限2万円

 

総務省が今秋をめどに制度化を進める「端末値引き上限2万円」もiPhone購入に大きく影響しそうです。

「端末値引き上限2万円」とは、総務省が6月18日に開催された「モバイル市場の競争環境に関する研究会」の第15回会合で明らかにしたモバイル市場の競争促進に向けた制度案です。

それによると、分離プランとの組み合わせ等によって、回線契約を前提とした端末値引きは禁止となり、端末販売における値引き上限を、一部例外を除いて2万円以内にしようと言うものです。

例外とは、最終調達日から24か月経過端末(値引き最大半額)や、製造中止の端末(12か月経過で半額、24か月経過で8割まで)を指しますが、例えばiPhone 7等のような旧モデルであっても、キャリアが仕入れてから24か月間在庫している訳ではなく、その都度仕入れているとすれば例外には当たりません。

50,000円程のiPhone 7であれば、2万円の割引で3万円で購入出来れば割安感はありますが、11~12万円のフラッグシップ機から2万円値引きされて9~10万円になったからと言って、簡単に手が出せる金額にはなりません。

この総務省の制度案に対して、未だ、どこのキャリアも対応策を発表していないので、総務省案がそっくりそのまま適用されて、端末全体が高値となってしまうのか、何らかの他の方法で少しでも割安に購入できるのかは未だ不透明ですが、いずれにしても2019年版iPhoneの実質購入額は、この制度に大きく左右されそうです。

 

新モデル発売に合わせて値下げされる旧モデルが狙い目

iPhoneは、新しいモデルが発売されるタイミングで、旧モデルは廃番になるわけではなく、価格を下げて継続販売される事が多い(iPhone Xは1年でラインナップから消えた)ので、値下がりした旧モデルを狙うのは賢い選択と言えます。

前述の通り、新機種のハードウエア面の新機能は旧モデルでは利用できませんが、iOSのアップデートで反映できる新機能によって、旧モデルでも最新の機能とセキュリティを備える事が可能です。

  2017年 2018年 差額
iPhone7 61,800円 50,800円 ▲11,000円(17.8%)
iPhone7 Plus 74,800円 64,800円 ▲10,000円(13.4%)
iPhone8 78,800円 67,800円 ▲11,000円(14.0%)
iPhone8 Plus 89,800円 78,800円 ▲11,000円(12.2%)

こちらは、iPhone XS/XS MAXが発売された2018年9月に改訂されたApple StoreのiPhone 7~8の価格です。

どの機種も10,000~11,000円の値さげとなっており、端末によって値下げ率は、最小12%~最大18%程となっていました。

おそらく、2019年版iPhoneが発売されるタイミングでも旧モデルの値下げが行われる可能性が高く、現行モデルのiPhone XS/XS MAX/XRももっとリーズナブルな価格に改定されるものと思われます。

  2018年 2019年予想 値下げ率
iPhone7 32GB 50,800円 42,000円~44,000円 ▲17%~14%
iPhone7 Plus 32GB 64,800円 53,000円~45,000円 ▲17%~14%
iPhone8 64GB 67,800円 56,000円~59,000円 ▲17%~14%
iPhone8 Plus 64GB 78,800円 65,000円~68,000円 ▲17%~14%
iPhoneXR 64GB 84,800円 72,000円~75,000円 ▲14%~12%
iPhoneXS 64GB 112,800円 97,000円~100,000円 ▲14%~12%
iPhoneXS MAX 64GB 124,800円 107,000円~110,000円 ▲14%~12%

こちらは、2017~2018年のiPhoneの値下げ率から、2019年版iPhone発売時の旧モデル価格の予測です。

2017~2018年では、発売後2年のiPhone 7で17%、発売後1年目のiPhone 8が14%の値下げが実施されていますので、これに倣って、iPhone 7とiPhone 8を14~17%、iPhone XS/XS NAX/XRを12~14%値下げが実施されると予想した価格にです。

販売量が落ちているiPhoneですから、カンフル剤的に魅力ある価格にすると、iPhone XR 64GBで69,800円(17.7%OFF)まで下がれば、かなり買いやすくなりそうですがどうでしょうか。

2018年には2年落ちのiPhone 7が17.8%の値下げでしたが、iPhone XRはどこまで価格を下げてくるか注目です。

その上で、大手キャリアでマックス2万円の値引きが付いてiPhone XRが実質5万円ならかなりインパクトがありそうです。

 

筆者がお勧めする機種変更向けiPhone

総務省による上限2万円については制度化が確定ではないので保留し、その他の事柄を踏まえ、筆者が機種変更にお勧めする端末をピックアップしてみます。

 

実用性と価格がバランスしたiPhone7

昨今、急激に浸透しつつあるPayPayやLINE Payなどの「スマホ決済」「バーコード決済」やSuica、クレジットカードの「iD」「Quick Pay」等のキャッシュレス決済に対応した最も安価なiPhoneです。

スマホ決済(バーコード決済)は、電子決済機能のない端末でもバーコードを表示する事でキャッシュレス決済が可能な事が多きなメリットで、iPhone6s/6sPlus以前のiPhoneでもキャッシュレスが可能ですが、SuicaやiD/Quick Payが使える最も安価なiPhoneがiPhone 7です。

今年2019年にiPhoneを購入して3~4年は継続利用するとすれば、今後のキャッシュレス社会を見据えると、やはり電子決済機能が搭載されたiPhone 7が最安値クラスでのチョイスになるのではないでしょうか。

最少ストレージの32GBモデルで現行50,800円ですから、前年同等の値下げが実施されたとすると42,000円程度(17%OFF)の価格になる可能性があります。

iPhoneが5万円を切る価格というのはかなりインパクトがありますが、一方では、新型iPhoneの発売のタイミングで正規ラインナップから落とされてしまう可能性もありますので、新型iPhone発売を待つかどうかは微妙なところです。

その点、価格は少し上がってしまいますが、iPhone7にワイヤレス充電機能が追加されたiPhone 8なら、今年ラインナップから落とされる可能性はまずありませんので、新型iPhone発売による値下げを待っても問題ないと思われます。

価格は、17~12%OFFで56,000円~59,000円程度でしょうか。

 

ホームボタンなしの全画面モデルの廉価版iPhone XR

現行モデルの中でも廉価版の位置づけにあるiPhone XRですが、現在のプライスタグでは、正直、ちっとも割安感はありません。

大手キャリアが大幅値引きを実施していた時期がありましたが、それは、必ず割高なプラン契約とのセットが前提であり、2年後の総支払額は「格安SIM+SIMフリーiPhone」の支払額を遥かに上回るものでした。

2019年新型iPhoneの発売に合わせて、14~12%の値下げで72,000~75,000円、売り上げ不振の折からもっと思い切って18~20%近い値下げが実施されれば、64GBモデルで7万円を切る価格となりかなり購入しやすい価格になりそうです。

iPhone XSとの違いはあまり大きくありません。

  • 防水機能の違い(XR:IP67、XS:IP68)
  • カメラレンズ違い(XE:シングル、XS:デュアル)
  • ポートレートモードの違い(XR:3種類のライティング、XS:5種類のライティング)
  • ディスプレイの違い(XR:液晶、XS:有機EL)
  • 4GLTEの違い(XR:4GLTE Advanced、XS:ギガビット級LTE)

防水機能について言えば、水深1mで30分の耐水性と、水深2mで30分の耐水性の違いですが、筆者にはあまり大きな違いには思えません。

ディスプレイは、確かに有機ELは綺麗ですし、黒がしっかり表現されるのでくっきりした画像が表示されるのはメリットですが、日中の屋外ではほとんど画面が見えないというデメリットもあります。

日中の屋外で写真を撮ろうと、画面を見ると驚くほど真っ暗で、構図も確認できません。

LTEの違いも、東名阪の限られた地域だけでギガビット級と言っても、実用上の差はないに等しいと考えられます。実際にiPhone XSで100Mbps超を体験しましたが、確かに早いですが、常時ではなくいつ来るのかわからないのでは、期待もできません。

忘れた頃に100Mbps超の速度が出ても、それが何だって言うのだ?という感じです。

この辺りは、これらの差を理由にiPhone XSを購入した筆者が実感として感じている事で、今となっては、これらの差はなくても同じだったと感じています。

好き嫌いはありますが、ボディカラーはXRの方がカラフルですし、バッテリーも持ちはiPhone史上最長、XSよりも画面サイズは大きい…等、XRの方が優れている部分もあり、正直、XRでよかったな…というのが筆者の結論です。

そんなiPhone XRが、この性能・機能で6万円台であれば充分「買い」ではないかと思います。

 

手持ちのiPhoneの下取りはお勧めしません

新たにiPhoneを購入する際に、購入負担を軽減するために旧端末を下取りに出したり、フリマでの販売を検討される方もいらっしゃると思いますが、筆者的には、メインの端末ともう1台、iPhoneを手元に残す事をお勧めします。

 

故障・破損等の修理時の代替機として必要

iPhoneを使用していると、どうしても落としたり水没させてしまう等のアクシデントに見舞われますが、その修理時に代替機がないと困ることになります。

Apple Storeが近隣にある場合には、数時間辛抱すれば、その場で修理されたiPhoneが手元に戻ってきますが、配送修理を行う場合には、1週間程度は代替機を利用する事になります。

代替機は特に新しい機種である必要はありませんので、2~3世代までのモデルでも良いので、必ずメイン端末以外に1台は正常に利用できる端末を確保しておく事をお勧めします。

 

紛失したiPhoneを見つける際に必要

現行iOS12では「iPhoneを探す」機能が搭載されており、万が一iPhoneを紛失した際でも機体がある場所を特定する事ができますが、次期iOS13では、加えてオフライン状態のiPhoneを見つける機能が追加となりますが、その機能を生かすためにもう1台のiPhoneが必要になります。

iOS13に実装される「Find My」という機能は、詳しい説明は省略しますが、オフラインであっても紛失したiPhone等のApple機器の場所を知る事ができる機能で、その機能のために2台以上のiPhoneが必要と言う事です。

何万円もするiPhoneが見つかるとすれば、下取りに出すはずのiPhoneを1台残しておくのは悪くない選択です。

※ただし、iPadなど他のApple機器を所有している場合にはこの限りではありません。

 

2019年秋のiPhone機種変更のお勧め機種 まとめ

まずは、新型2019年モデルを買うか、買わないか…ですが、筆者は買わないと思います。

理由はいくつかあります。

  • 現行iPhone XS/XS MAX/XRとの違いが少ないとの噂がある。
  • 2019年モデルは、次世代通信規格「5G」に対応していない。
  • 現状のiPhone XS+iPhone7の2台体制に特に問題がない(未使用在庫としてiPhone 5sも保有)。
  • 昨年iPhone XSに12万円も出していて、今年も10万円超の出費を避けたい。
  • Appleが言う程、新機種の新機能は使わないので、今回もきっとそうだ。

というわけで、次にiPhoneを買うのは、2020年以降の5G対応機かなと考えています。

読者の皆さんが、次期iPhone(iPhone Ⅺ 仮称)を購入するならそれも「良し」ですが、もし次期iPhoneではないが「ずっと使えるリーズナブルなiPhoneを買いたい」とお考えなら、ぜひ、前述の「iPhone 7」(ラインナップ落ちの場合はiPhone 8)「iPhone XR」の値下げを狙ってみては如何でしょうか。

特に、iPhone XRの方は、iPhone XSと遜色ない性能・機能を搭載し、有機ELではないものの画面も大きく全画面タイプで、バッテリーの持ちはiPhone中で随一、ボディカラーもカラフルで、その端末が値下げになるのであれば、これは「賢い機種変更」の第1候補である事は間違いありません。

 

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