iPhone修理のダイワンテレコム新宿本店です。
Appleが、iPhoneのバッテリー修理を非正規修理店などで交換すると、「バッテリーの状態」が確認出来ないように制限していることが分かりました。2018年モデルのiPhoneでこの現象が確認されています。
非正規のバッテリーは機能制限される
iPhoneのバッテリーをApple正規店サービスプロバイダ以外で交換すると。「バッテリーの状態」が確認出来なくなるとiFixitが公開しました。
iFixitが公開したスクリ―ショットには「Appleの正規バッテリーである事が確認できません。バッテリーの状態は利用できません」と表示され、バッテリーのパフォーマンスを確認する事が出来なくなっています。
「バッテリー状態」が確認出来ないのは最新機種のiOS12.1以降
米メディアMacRumorsが入手したAppleのサービスドキュメントによると、iOS12.1以降がインストールされたiPhoneの最新機種iPhone XS/XS Max/XRでは、純正ではないバッテリーが装着されると「バッテリーの状態」が利用不可になる、と記載があるとの事です。
Appleの専用ソフトウェアでのみ解除可能か
米のYouTubeチャンネルThe Art of Repairは、バッテリーの使用状況や温度情報をiPhoneに提供するTexas Instruments製のバッテリーコントローラがこれらのメッセージを表示している、と指摘しています。
これらのメッセージを削除する為には、AppleかAppleの正規サービスプロバイダだけが利用できる、専用ソフトウェアを使用するしかないと見られています。
iFixitは、メッセージが表示されてもバッテリー性能に問題が無いが、修理を制限するAppleの姿勢はユーザーに優しくないと批判しています。