こんにちはダイワンテレコム渋谷店のFujiでございます。
英ダービーシャー州ロング・イートンのスプリングス・レイク水上競技施設で水中に沈んでいたiPhoneXがダイバーたちにより発見されました。なんとこのiPhoneXは2日間も水中に使っていたそうです。そして無事に動作も確認されて持ち主に返却されたそうです。
水没で電源が入らなくなったiPhoneXを何台も見てきましたが「お風呂に落としてすぐ取り出したが動作できなくなった。」とか程度としては今回のiPhoneXより軽めの状況なのに動作不可状態のものもあります。
なのでこの件に関しては奇跡に近いと思います。
水没したiPhoneXは2日経っても無事
水中4メートルぬ沈んでいたiPhoneXを発見したのはウォーレン・パルマ―氏(44歳)とその妻シェル・パルマー(44歳)と継息子のアントニー・ハンストック氏(24歳)です。
iPhoneXはこの水上競技施設で働くブラッド・ビーチが所有していたもので、同氏は2日前にデバイスを落としたばかりでした。
このiPhoneXを発見したダイバーの1人を発見したダイバーの1人のハンストック氏は、デバイスが見つかったとき、水中で叫んだと言います。「2日間も水中に浸かっていたのに動作するのは凄い。」とコメントしています。
確かに我々修理業者としてもびっくりする事例ですね。
今回水中でiPhoneXを発見したダイバーたちは「水中ハンター(Underwater Hunter)」というYouTubeチャンネルを運営しています。今後ダイバーたちには水上競技施設で潜水できる特別な権利が与えられ、利用者が何か失くした際に物品救出の任務にあたると見られています。
水没の危険性
今回の2日も水中に浸かっていたのにも関わらず動作をしたiPhoneXですが、今後ずっと使用できる保証はないと思います。
少なからず水は侵入していると思います。致命的なダメージがまだ及んでいないので一時的に動作していると思われます。
この水上競技施設の水も純水、精製水ではないはずなので不純物があるはずで。この不純物が悪さをして基盤のショートなどを引き起こす可能性があるのです。
なので我々は水没で起動不可のiPhoneの基盤を取り出し、その不純物を取り除くためにクリーニングをするのです。
Appleサポートにもありますが、iPhoneXシリーズですら耐水実験で深さ2mまで、最長30分間までしか適応実験をしておりません。いがいと耐水性は強くないのです。
こんなこというと身も蓋もありませんが一番安全なのは水に落とさないことです!
もし水没してしまったらAppleサポートにもありますが電源を入れたり、ケーブルを挿したりせずに、水分をふき取り5時間以上乾燥をさせてください。
そして早めにダイワンテレコム渋谷店にご依頼ください!!