こんにちは
iPhone修理のダイワンテレコム渋谷店です。
いつもに比べてスマホが熱い…そんな経験はありませんでしょうか。
スマホはパソコンと同じくらいの複雑な処理を行う機械なので、さまざまな要因であっという間に熱を帯びることがあります。特に昔のスマホは、性能が低いにも関わらず、多少無理して様々な機能を詰め込んでいたので、本体が異常に熱くなることが多々ありました。
スマホが熱くなること自体、普段はあまり気にしなくても大丈夫ですが、状況によっては電池持ちを悪くしたり、故障の原因になったりすることがあります。
そこで今回は、スマホが熱くなりやすい事例をいくつか取り上げます。
通常使用で起きる発熱
地図などGPSを使う
カーナビやポケモンGOなどでGPSを使うと、本体温度が高まることがあります。特にカーナビは、画面を常時つけっぱなし、かつ明るい状態で保持されるので、本体の温度上昇に加えて充電が減る速度も早まります。
ゲームや動画などスマホの性能をフル活用するアプリを使う
スマホの脳にあたる「SoC」(システムオンチップ)は、処理を行うと熱を発します。ゲームや高画質の動画はこうしたSoCの性能をフルに使うため、スマホが熱を発しやすくなります。
動画を撮影する
動画も本体の温度を上昇させます。機種によっては長時間の4K動画撮影を行うことによって、動画撮影やカメラ機能が一時停止することもあります。
テザリングをつかう
テザリングとはスマホをモバイルWi-Fiのようにする機能で、スマホの電波をつかってPCやタブレットをネットにつなぐことができます。この機能を使用している間は本体の温度も上昇します。
こんなときは注意
充電をしながらスマホを使う
最近のスマホは急速充電の機能を搭載しているものが多く、通常の充電でも本体が熱くなることがあります。充電と並行してスマホを使うとスマホが高温になることが多く、電池の持ちを悪くするのでおすすめしません。
いくつかのアプリを並行して使う
いくつものアプリを同時に使うことで本体温度が高くなることがあります。例えばナビの機能を使いながらSNSを見たり、データのダウンロードをしながら動画を見たりなど。
(私は一度、テザリングをしながらポケモンGOを遊んでいたことがありましたが、スマホがかなり熱を帯びていたのを覚えています。)
熱を逃さないケースを付ける
頑丈であったり、分厚い素材を使ったケースは、本体の熱がこもりやすくなります。その場合、手で持っていても熱さは感じにくいのですが、スマホ内部がかなり高温になっていることも…!
ケースを外して冷ましてあげる等の工夫がないと、故障につながる恐れがあります。
故障かも?
画面が点灯せず本体がとても熱い
電源ボタンを押しても画面がつかない、けど本体は熱く電池切れという感じがしない…そんなときは本体が動作不良を起こしている可能性があります。人間でいうところのパニック状態、人によっては「OSが暴走している」という言い方をします。
そんなときは慌てず、電源ボタンを本体がブルっと振動するまで長押ししましょう。強制的に再始動をかけることができます。
再起動してもずっと熱い
本体が熱いと感じたら、一旦再起動をするのがもっとも確実な対処法です。しかし再起動をしても本体が熱いままの場合は故障の可能性があります。「このアプリを入れてから熱くなり始めた…」そんな心当たりがあれば、該当のアプリを削除してみましょう。それで改善されない場合は故障の可能性も高いので、不安であれば一度お店に持っていくのも手段のひとつです