iPhone 11を購入しましたので、実機レビューしてみたいと思います。
今回購入したのは、iPhone 11 グリーン 64GBモデルで、Online SHOPから予約注文し、Apple Store表参道店で受取りました。
iPhone 11実機レビューの最初の第1回目は【購入編】として、Apple Online Shopでの予約~支払い、Apple Storeでの受け取りまでをレビューしたいと思います。
Anline Shopでの予約注文と代金支払い
筆者は格安SIMユーザーなので、各モデルとも、キャリア端末ではなく、Apple StoreでSIMフリーiPhoneを購入してきましたので、今回も同様ですが、これまでは配送による受取りしか利用した事がありませんでしたが、少し事情があって、初めてApple Storeでの受取りを指定しました。
まずは、下取りの有無から指定します。
下取り端末がある場合には、モデル・容量・端末の状態を選択した上で、端末のシリアル番号を入力します。
モデルやストレージ、端末の状態で下取り価格は変わりますが、WEB上ではひとまずその時点での最大下取り額が表示されます。
下取り端末が無い場合には、続けて、希望の機種・ボディカラー・ストレージなどを指定します。
ボディカラーは、ホワイト・ブラック・グリーン・イエロー・パープル・レッド(PRODUCT RED)の6カラーから選択しますが、グリーンとパープルは、iPhone 11からの新色です。
今回はグリーンを選択しました。
グリーンといっても、iPhone 11 Proに設定されたミッドナイトグリーンとは違って、淡いパステルぽいグリーンで気に入りました。
ストレージは、64GBと128GBとで悩みましたが、筆者は写真を全てAmazon Prime Photoに保管していてiPhone端末にはほとんど残しておかないので、最終的には64GBで充分としました。
ストレージを食う要因は、写真・動画と、古いメール・SNSログの保存の場合が多いので、筆者の場合は、メールやSNSのログもどんどん消去してしまう(※)ので、ストレージはあまり大きい必要はありません。
※メールの保存と削除
格安SIMユーザーなので、メールは「Yahoo!メール」をメインで使っていますが、iPhoneの他にパソコンでも受信するようにしており、保存しておきたいメールはパソコンの方で保管していますので、iPhoneで受信したメールはほぼ全て削除してしまいます。
続けて、「Apple Care+」や、オプションの注文を行います。
Apple Care+は、バッテリー交換や故障・破損時等に抜群の効力を発揮しますが、筆者は、過去のモデルで何度か入ったものの、1回も使った事がないので、前々回モデルからApple Care+には入らない事にしています。
おそらく、短期間でバッテリーが寿命となるほど激しく使わないと思いますし、もし、バッテリー交換等や、破損・故障等が生じた際には、街の修理店を利用すればいい…、そんな風に考えています。
店頭で受け取る場合、郵便番号から何店からの周辺の店舗がピックアップされ、購入希望の端末の在庫状況が表示されます。
この事例では、郵便番号から検索した地域では、希望端末の在庫がなく購入できないと表示されています。
店舗在庫は、日々変動しますし、朝にはあった在庫もどんどん減ってゆきますので、早めに在庫チェックを行い、在庫を見つけたらすぐに予約する事をお勧めします。
筆者は昨日購入してこの記事を書いていますが、実は一昨日にはどこにも在庫がなかったのですが、昨日には、午前9時頃の段階で渋谷店を除く全ての東京都の店舗で在庫があり受け取る事ができましたが、翌日の今日には、全ての店舗の在庫がなくなっています。
後述しますが、店舗には平日でもかなり多くの購入希望者が来店しており、発売から6カメの昨日でも、店外にはかなり長い順番待ちの列ができていましたので、入荷次第に売り切れてしまうのではないかと思いました。
たまたま、仕事休みの昨日に在庫があって非常にラッキーだったと思います。
特にオプションの注文もありませんので、バッグに入っているのはiPhone 11 64GB本体と消費税のみです。
ちなみに「バッグ」とは、他サイトで言う「ショッピングカート」「カート」に相当するものです。
支払方法は、「Apple Pay」または、「その他の支払方法」を選ぶ事ができます。
今回の支払に関しては、Apple StoreギフトカードとApple IDに登録済みのクレジットカード併用で支払うのでどちらを選択しても良かったのですが、何となく「その他」の方を選びました。
注文手続きの画面で「配送」と「店頭受取り」を選択でき、店頭受取りの場合の店舗・時間指定(チェックイン)、支払方法の選択・指定等を行う事ができます。
今回の場合、一番近い渋谷店では受け取る事ができず、次に近い表参道店を指定しました。
支払方法は、Apple Storeギフトとクレジットカード決済の併用にしました。
注文を完了すると、すぐに「ご注文の確認」というメールが届きます。
メール内に記載されている「ご注文番号」から、現在の注文の状況を確認する事ができます。
事例では、支払いまでが完了した状態で、指定した店舗での「受取り待ち」になっています。
また、チェックインの予定や、受取人を確認できます。
受取人は特に指定しない場合には本人となります。
少しすると、もう一度「処理中です」のメールが届き、さらに少しすると「来店をおまちしています」の商品受け取り情報メールが届きます。
この商品受け取り情報メールを受け取ると、指定店舗で在庫が確保できたと言う事になるのでしょう。
後は、自ら店舗に出向いて、iPhone 11を受け取るだけです。
Apple StoreでiPhone 11を受け取る
14:00~14:30を指定しましたが、30分ほど早く着いてしまったので、スタッフにその旨を伝えると、店外の路上に並んでくれと言います。
てっきり、外の行列は、予約なしのお客さんの列かと思いましたが、短いながら、予約した人の列もありました。
発売日から6日も経っているのに…、とその混雑ぶりに驚かされました。
これまですっと配送で受け取っていて、店舗受け取りは初めてだったので、いつもこういう状態なのか、この日が特別だったのかは分かりませんが、正直、受取りを甘く見ていました。
予約しているのだから、すんなり受け取れると思っていました。
店外で15分ほど待たされて、ようやく後の順番の方と一緒にスタッフに店内へ案内されました。
メール(バーコード)や本人確認書類の提示を経て、ついに注文していた『iPhone 11 グリーン 64GB』を手にしました。
写真は手に入れた直後の記念撮影です。
その後、旧端末のバックアップからデータを復旧し、スグに普通通りに使えるようになりました。
大きいけれど意外に手に馴染むiPhone 11
それまで使用していたiPhone 7や、iPhone XSと比べると、6.1インチの画面はかなり大きく感じますし、ケースを装着すると、さらに大きさがはっきり意識されますが、大きくても意外に持て余す感じはありません。
シリコン系のケースを装着したせいか、手に馴染む感じです。
さすがに片手操作でできる事は限られていますが、Instagramや動画などは小さな画面よりも見やすく、迫力があります。
ホームボタンのない全画面モデルでも問題なし
ホームボタンのない全画面モデルは、XSですでに経験済みですが、iPhone 7を使用していた当時思っていた「ホームボタンのないiPhoneなんて考えられない」「操作性が悪そうだ」等は、全く杞憂に過ぎない事は経験済みです。
実際、iPhone XSを使い始めた当初も、今回の初めてiPhone 11の電源をONにした際にも、ホームボタンが無い事のデメリットはほとんど感じません。
唯一あるとすれば「慣れない」ですが、思っているよりかなり早く「慣れない」感覚は消えてしまうはずです。
画面をしたから持ちあげるような感覚で、ホーム画面に戻りますが、筆者の場合はものの10~15分程度で慣れてしまいました。
今では、時々弄るiPhone 7で、画面を跳ね上げる動作をしてしまうほど、身についてしまっています。
有機ELではなく液晶画面であること
上位モデルであるiPhone 11 Pro/Pro MAXの画面は有機ELパネルを採用しており、高精彩・高コントラストの美しい画面が魅力ですが、ベーシックモデルであるiPhone 11では、従来からの液晶パネルを搭載しています。
iPhone XSの有機ELパネルと比較した際、やはり動画再生時にはその違いがよく分かりますが、通常のメール・SNS・WEB等々では、その違いを意識する事はほとんどありません。
逆に、日中に屋外で画面を見ると、有機ELはほとんど見えなくなります。
メールなどのテキストであれば、画面を明るさ最大にすれば辛うじて内容は把握する事ができますが、逆に写真撮影時には、カメラがどこを向いているのか、何を捉えているのか、構図はどうなっているのか等々を把握することが難しいと感じます。
はっきり言って、真っ暗です。
その点、iPhone 11は液晶画面なので、日向でも有機ELほど見にくくなる事はなく、写真撮影に充分な明るさを保ってくれていました。
iPhone 11実機レビュー購入編 まとめ
iPhone 11実機レビューの第1回目は「購入編」として、Apple Online Shopからの予約申し込みの手順と、実際のApple Storeでの受け取り、さらに、手に入れた直後のファーストインプレッションを記してみました。
iPhone 11は、前年のiPhone XRの後継機ですが、カメラがデュアル化されたのに、価格は日本円にして10,000円以上値下げとなり、非常にリーズナブルで購入しやすい点が特徴的です。
ボディカラーに新たに加わった新色も、XRよりも高級感があり、ようやく「iPhone 5c」のカラフルチープの呪縛から解き放たれたように感じます。
6.1インチは、最早、日本人が片手操作が可能な大きさを超えており、iPhone SEの後継たる「小さな高級機」の登場を望む声は相変わらず続いていますが、それでも、iPhone 11には、ヒットするような予感がしてなりません。
iPhone XS/XS MAX/XRの高価格路線で失敗したAppleの新しいiPhoneの価格戦略が成功するかどうかが楽しみです。
引用元:Apple