こんばんは!
アイフォン修理のダイワンテレコム新宿本店でございます。
iPhone 11実機レビュー、前回の第1回は「購入編」とお贈りしましたが、今回は、手元にある「Zenfone 6」、「iPhone XS」との外観やスペックを比較して見たいと思います。
iPhone11とZemfone6,iPhone XSを比べてみる
見た目の大きさの違いはこんな感じです。
左から、Zenfone 6(6.4インチ)、iPhone 11(6.1インチ)、Iphone XS(5.8インチ)で、ちょうど、0.3インチずつ違います。
手で持った感じは、Zenfone 6やiPhone 11に比べると、iPhone XSはコンパクトという印象さえ持つほど、小さく感じる一方、Zenfone 6は縦に長いせいもあって頭が重いと感じます。
特にドックメニューを片手で操作しようと、本体の下側を持つと頭の重さはかなり手に応えます。
iPhone XSユーザーの筆者は、「きっとiPhone 11もZenfone 6と同じようにアタマデッカチな感じなのかな」と思っていましたが、意外に、ちょうどよくすんなり手に収まるので逆に驚きました。
この辺りは、さすがにUIに秀でたiPhoneだな…という感じで、大きくても持ちずらいとか、どこかに重心が偏ると言った事がないのはさすがです。
ちなみに、iOS13から搭載された「ダークモード」にし、背景を黒い画像にするとiPhoneのノッチがほとんど見えなくなります。
こちらは、同じWEBを表示させたものです。
いずれの端末もデフォルト設定のままですが、Zenfone 6は全体的に青白い感じ、iPhoneの2台は、少し赤味が多い感じがして、「Night Shift」で「暖かく」しているのかと確認しましたが、そうではなく、これがデフォルトのようです。
色合いは人それぞれ好みですが、表示領域はiPhone 11が一番大きそうです。
同じ部分の表示ですが、次の写真の頭が少し見えている分だけiPhone 11が広い範囲を表示しています。
本体下部の様子です。
本体の厚みは、Zenfone 6(9.1mm)と、iPhone XS(7.7mm)では1.4mmの差があるのですが、ほとんど分かりません。
手で持っても厚みの違いを実感する事はできません。
ただ、Zenfone 6には、背面と再度の境目にキャラクターラインが入っていて、これが、意外に手に引っかかります。滑らなく良いと感じるか、違和感として感じるかは好みの問題ですが、筆者的には、余計なラインや凹凸のないプレーンなiPhoneに好感を持ちます。
Zenfone 6にはイヤホンジャックがあり、充電口の反対側にステレオ・スピーカーが配置されます。
iPhoneにはイヤホンジャックはなく、充電口の両側に内臓マイク、その外側にステレオ・スピーカーが配置されます。
iPhone 11/11Proの充電コネクタは、iPhone XR/XS同様、引き続きLightningを使用しています。
Zenfone 6は、USB-Cを採用しています。
電源ボタンがある側(右側)のサイドビュー。
Zenfone 6には、電源ボタンの他にGoogle Assistantの呼び出しボタンがあり、音量調節ボタンもこちら側になります。SIMトレーは反対側になります。
iPhoneの右サイドは、電源ボタン(Siri呼出しや決済時にも使用)と、SIMトレーがこちら側で、音量調節もボタンは反対側になります。
ちなみに、各機種のアンテナは、Zenfone 6とiPhone XSが6か所、iPhone 11が4か所となっていますが、特に、感度の違いはなさそうです。
先ほどと反対側(左側)のサイドビュー。
Zenfone 6にはSIMトレーのみがあり、iPhoneには、ミュートボタンと音量調節ボタンがあります。
Zenfone 6 | iPhone 11 | iPhone XS | |
---|---|---|---|
ボディカラー | 2色 | 6色 | 3色 |
サイズ | 159.1×75.4×9.1mm | 150.9×75.7×8.3mm | 143.6×70.9×7.7mm |
重量 | 190g | 194g | 177g |
外形寸法は、ディスプレイの大きさに比例しますが、やはりiPhone XSのコンパクト感が目立ちます。
背面です。
3機種ともデュアルレンズですが、Zenfone 6は「フリップカメラ」というユニークなカメラシステムを持っています。
歴代モデルでは半分より上にあった「林檎」マークが、iPhone 11では位置が中央に変更に(iPhone 11 Proも林檎マークの位置が中央)変更になり、下部の「iPhone」のロゴが消えました。
ボディカラーは、Zenfone 6は2色、iPhone XSは3色なのに比べて、iPhone 11は6色とカラフルです。
iPhone 5c、iPhone XRと、カラフルなモデルはあまり売れないというジンクスが生まれそうですが、今回、新たに加わったグリーンとパープルは、従来のポップカラー系ではなくパステル系の落ち着いたカラーで、もしかすると人気がでるのではないか…という気がします。
iPhoneは、キャンディカラーのようなポップな色遣いよりも、落ち着いたシックなカラーが好まれる傾向があり、iPhone 11の新色はそこにマッチしているように思います。
ボディは、iPhone 11が「背面ガラス+アルミニウム」、iPhone XSが「背面ガラス+ステンレススチール」、Zenfone 6が「背面アルミニウム」となっています。
背面にガラスを採用しているiPhoneの感触は素晴らしく、全面金属ボディでは出せない繊細さや高級感を出しています。
デザイン的に見ると、iPhone 11シリーズのカメラレンズ部は大き過ぎて不格好だとの声もありますが、少なくともデュアルレンズの「11」に関しては、あまり不格好や、浮いている等の違和感は感じません。