Appleが2020年に4モデルのiPhoneを発売する、との予測をWedbush証券のアナリスト、ダン・アイブ氏が発表しました。
同氏の予測では、2020年のiPhoneは、5Gに対応し背面に3Dセンサーを搭載するのに加え、モーションコントロール機能も追加される、とのことです。モーションコントロールは、Googleが発表したPixel 4にも搭載された、手をかざす動作だけで操作することができる機能です。
なお、Apple関連の精度の高い情報で知られるアナリストのミンチー・クオ氏は、2020年のiPhoneについて、外観デザインが刷新されてiPhone4のようなデザインが採用され、3モデル全てに有機EL(OLED)ディスプレイが搭載されるとの予測を発表しています。
iPhone11シリーズは好調
アイブ氏は、iPhone11シリーズの好調により、Appleの次期会計年度(2019年10月〜2020年9月)に、iPhoneの販売台数は1億8,500万台程度になると予測しています。iPhone11は特に中国で、iPhone11 Proはアメリカで、それぞれ予測を超えている需要を獲得しているとのことです。特に、昨年のiPhone XRよりも価格を引き下げたiPhone11のヒットが販売台数の伸びに大きく貢献するだろう、と同氏は述べています。
これまでに複数のメディアが、iPhone11シリーズの好調を報じており、Appleがサプライヤーに10%の増産を指示した、とも伝えられています。
Appleは10月30日に業績を発表
Appleは現地時間10月30日に、2019会計年度第4四半期(2019年7月〜9月)の業績を発表します。
この業績にiPhone11シリーズの販売台数が反映されるのは、発売直後のわずか10日間分であり、Appleは例年、10月〜12月のホリデーシーズンに最大の売り上げを記録しています。