いつもご覧いただき誠にありがとうございます。
アイフォン修理のダイワンテレコム梅田店です。
2019年の新型iPhoneの発売に合わせるかのように、総務省は、「改正電気通信事業法」を施行し、さらに、総務省令やガイドラインなどによって、従来のスマホ回線契約や端末購入の仕組みやルールを大幅に変更となりました。
特に、端末値引きに関しては、回線契約を伴う場合には最大2万円までという新たに登場したルールによって、大手キャリア各社の端末販売方法に大きな変化・変更を生み出しました。
今回は、そんなルール変更から生まれた、3キャリアの端末購入プログラムについてまとめてみます。
NTTドコモ「スマホお返しプログラム」は3年契約+1年分免除
NTTドコモのスマートフォン値引き購入プログラムは、「スマホお返しプログラム」といいます。
「スマホお返しプログラム」は、dポイントクラブもしくはドコモビジネスプレミアクラブ会員が、スマホ端末を36回分割払いで購入し、購入したスマホをドコモに返却することによって、36回のうちの12回分の分割支払いが免除されるプログラムです。
つまり、高額なスマホでも36回分割支払いとする事で、月々の負担額を少なくした上、2年後以降にスマホをドコモに返却(下取り)する事で、12回分の残債の支払いをしなくて済む仕組みであり、単純計算で9万円の端末でも、2年分6万円だけ支払い、端末を返却することで、残り3万円を支払わずに済むというわけです。
「スマホお返しプログラム」の利用条件とは
「スマホお返しプログラム」の利用条件は、以下の通りです。
- 端末購入時、ドコモ回線を契約中(既存・新規)であること
「スマホお返しプログラム」利用中に回線の解約は可能です(条件あり)。
また、dポイントクラブもしくはドコモビジネスプレミアクラブ会員である必要があります。 - スマホ端末を36回分割支払いで購入すること
一括支払いなど、36回分割以外ではプログラムを適用する事はできません。
また、ケースや画面フィルム等の付属品をプログラムに含める事はできません。
当然ですが、他社購入のスマホまたは、ドコモ端末であっても別機会に購入した端末は返却対象となりません。 - 25回目以降、スマホ端末をドコモに返却すること
返却するか、そのまま使い続けるかを選択する事ができます。
返却しない場合には、そのまま36回まで完済すれば端末は手元に残ります。 - 端末返却時には「査定」が行われます
故障、水濡れ、著しい外観破損および画面割れがないこと
その他NTTドコモ指定の査定基準を満たしていることが必要です。
査定基準を満たさない場合で、端末を返却し残り12回分の残債の支払いの免除を希望する場合には、「故障時利用料(税別2万円)」の支払いが必要となります(ケータイ補償加入時は2,000円)。
なお、査定基準を満たさない場合で、スマホ返却時の残債が「故障時利用料(税別2万円)」を下回る場合には、プログラムの利用はできません(そのまま残債を支払った方が支払額の合計が安くなるためです)。 - プログラム利用料はありません
Softbankのプログラムでは、月額390円のプログラム利用料が課金されますが、NTTドコモの場合にはそうした利用料の類の費用の発生はありません。 - 次端末の購入は義務付けられません
Softbankの同種のプログラムでは、特典を利用するための条件に「買換え(次もSoftbankで買う)」事が義務付けられていますが、ドコモ「スマホお返しプログラム」では、そうした次端末購入の義務付けはありません。 - 23回以前での端末返却も可能
23回以前でも端末を返却し特典を受ける事ができますが、特典は「最大12か月分の支払い免除」なので、23回目以前での特典利用時には、差額の支払いが必要となります。
また、プログラム利用中であっても「機種変更」(追加購入)が可能で、追加購入端末でも「スマホお返しプログラム」を利用することが可能です(支払は2重になります)。
スマホお返しプログラムの対象機種
スマホお返しプログラムの対象となる機種は以下の通りです(2019年10月1日現在)
iPhone | iPhone 11・iPhone 11 Pro・iPhone 11 Pro MAX iPhone XS・iPhone XS MAX・iPhone XR iPhone 8 |
---|---|
Android | Xperia 1 SO-03L・Xperia XZ3 SO-01L・Xperia XZ1 Compact SO-02KM Z-01K Galaxy S10 SC-03L・Galaxy S10+ SC-04L・Galaxy S10+ (Olympic Games Edition) SC-05L・Galaxy Note9 SC-01L AQUOS R3 SH-04L HUAWEI P30 Pro HW-02L・HUAWEI P20 Pro HW-01K arrows NX F-01KV30+ L-01K |
また、ドコモが公開している2年後(2021年10月)の下取り予定額は以下の通りです。
下取り対象機種 | 2021年10月 |
---|---|
iPhone11(64GB) | 22,600円 |
iPhone11(128GB) | 26,400円 |
iPhone11(256GB) | 32,800円 |
iPhone11 Pro(64GB) | 32,900円 |
iPhone11 Pro(256GB) | 43,800円 |
iPhone11 Pro(512GB) | 51,100円 |
iPhone11 Pro Max(64GB) | 42,000円 |
iPhone11 Pro Max(256GB) | 54,700円 |
iPhone11 Pro Max(512GB) | 62,900円 |
iPhone XR(64GB) | 12,700円 |
iPhone XR(128GB) | 19,800円 |
iPhone XR(256GB) | 27,100円 |
iPhone XS(64GB) | 20,200円 |
iPhone XS(256GB) | 31,800円 |
iPhone XS(512GB) | 37,500円 |
iPhone XS Max(64GB) | 28,100円 |
iPhone XS Max(256GB) | 41,400円 |
iPhone XS Max(512GB) | 48,100円 |
iPhone 8(64GB) | 6,800円 |
iPhone 8(128GB) | 7,400円 |
iPhoneのみ掲載しました。
ただし、端末の状態によって査定結果が異なりますので、必ずしもこの金額が保証されている訳ではありません。
ドコモ「スマホお返しプログラム」を使った購入シミュレーション
人気のiPhone 11 64GBでシミュレーションしてみましょう。
NTTドコモにおけるiPhone 11 64GBの価格は87,120円ですが、プログラム利用料等、余計なコストの上乗せはありませんので、36回分割時の月支払額は2,420円となります(87,120円÷36回=2,420円)。
2年間の実質支払額は、2,420円×24回=58,080円となります。
ドコモ場合は、回線契約が必須ですので、この他に、通信回線料金が加算されます。
機種・ストレージ | 端末価格 36回分割支払額 |
スマホお返しプログラム 24回目端末返却時の負担額 |
|
---|---|---|---|
iPhone 11 | 64GB | 87,120円 2,420円×36回 |
58,080円 |
128GB | 95,040円 2,640円×36回 |
63,360円 | |
256GB | 106,920円 2,970円×36回 |
71,280円 | |
iPhone 11 Pro | 64GB | 126,720円 3,520円×36回 |
84,480円 |
256GB | 142,560円 3,960円×36回 |
95,040円 | |
512GB | 166,320円 4,620円×36回 |
110,880円 | |
iPhone 11 Pro Max | 64GB | 138,600円 3,850円×36回 |
92,400円 |
256GB | 158,400円 4,400円×36回 |
105,600円 | |
512GB | 182,160円 5,060円×36回 |
121,440円 | |
iPhone XR | 64GB | 75,240円 2,090円×36回 |
50,160円 |
128GB | 106,920円 2,970円×36回 |
71,280円 | |
iPhone XS | 64GB | 124,344円 3,454円×36回 |
82,896円 |
256GB | 143,352円 3,982円×36回 |
95,568円 | |
iPhone 8 | 64GB | 67,320円 1,870円×36回 |
44,880円 |
「スマホお返しプログラム」利用時のiPhone各機種の支払額は上記の通りです。
au「アップグレードプログラムNX」で3年契約+1年分免除へ
auは、スマホ購入プログラムとして、48回分割購入したスマートフォンを返却する事で後半2年分の支払いを免除する「アップグレードプログラムDX」を2019年10月1日から提供開始していましたが、「スマホ最大半額」をする説明に対し、総務省などから「実際には半額にならない」との指摘があり、僅か1か月でリニューアルする事となった経緯があります。
本稿では、2019年11月1日から新たに提供開始となる「アップデートプログラムNX」について取り上げたいと思います。
「アップデートプログラムNX」では、従来プログラムの48回分割の最大後半24回分の支払いを免除する方式を廃止し、NTTドコモと同じ36回分割支払いの最大12か月分の支払いを免除する形に変更となります。
例えば、上記の事例で見ると、総額108,000円のスマホを「アップデートプログラムNX」を利用して購入した場合、36回分割の1回分の支払額は3,000円になり、24回で72,000円になります。
このタイミングで端末をauに返却した場合、残り12回の支払い分が免除されるため、実質負担額は72,000円となります。
端末を返却するため、スマホは手元に残りませんが、月額3,000円、実質負担額72,000円(36,000円OFF)で利用できるのは、スマホ端末購入の負担軽減になります。
「アップデートプログラムNX」の利用条件とは
「アップデートプログラムNX」の利用条件は、以下の通りです。
- 「アップデートプログラムNX」はau回線利用者向けの端末購入プログラム
「アップデートプログラムNX」利用中に回線の解約は可能です(条件あり)。 - スマホ端末を36回分割支払いで購入すること
一括支払いなど、36回分割以外ではプログラムを適用する事はできません。 - 25回目以降、スマホ端末をauに返却すること
返却するか、そのまま使い続けるかを選択する事ができます。
返却しない場合には、そのまま36回まで完済すれば端末は手元に残ります。 - 端末返却時には「査定」が行われます
故障、水濡れ、著しい外観破損および画面割れがないこと
その他au指定の査定基準を満たしていることが必要です。
査定基準を満たさない場合で、端末を返却し残り12回分の残債の支払いの免除を希望する場合には、「故障時利用料(税別22,000円)」の支払いが必要となります。
なお、査定基準を満たさない場合で、スマホ返却時の残債が「故障時利用料(税別22,000円)」を下回る場合には、プログラムの利用はできません(そのまま残債を支払った方が支払額の合計が安くなるためです)。 - プログラム利用料はありません
Softbankのプログラムでは、月額390円のプログラム利用料が課金されますが、「アップデートプログラムNX」の場合にはそうした利用料の類の費用の発生はありません。 - 次端末の購入は義務付けられません
Softbankの同種のプログラムでは、特典を利用するための条件に「買換え(次もSoftbankで買う)」事が義務付けられていますが、au「アップデートプログラムNX」では、そうした次端末購入の義務付けはありません。 - 23回以前での端末返却も可能
23回以前でも端末を返却し特典を受ける事ができますが、特典は「最大12か月分の支払い免除」なので、23回目以前での特典利用時には、差額の支払いが必要となります。
アップデートプログラムNX対象機種
スマホお返しプログラムの対象となる機種は以下の通りです(2019年10月16日ニュースリリースより)
iPhone | iPhone 11・iPhone 11 Pro・iPhone 11 Pro MAX 未発表 |
---|---|
Android | 未発表 |
現時点で、「アップデートプログラムNX」は正式なプログラム内容は未発表なので、以下はあくまで、現在の端末価格から36回分割時の月支払額や、24回支払い時の負担額を推測したものです。
実際の価格については、auからの発表を待って確認してください。
機種・ストレージ | 端末価格 36回分割支払額 |
アップデートプログラムNX 24回目端末返却時の負担額 |
|
---|---|---|---|
iPhone 11 | 64GB | 90,720円 2,520円×36回 |
60,480円 |
128GB | 96,480円 2,680円×36回 |
64,320円 | |
256GB | 109,440円 3,040円×36回 |
72,960円 | |
iPhone 11 Pro | 64GB | 127,440円 3,540円×36回 |
84,960円 |
256GB | 144,720円 4,020円×36回 |
96,480円 | |
512GB | 170,640円 4,740円×36回 |
113,760円 | |
iPhone 11 Pro Max | 64GB | 140,400円 3,900円×36回 |
93,600円 |
256GB | 159,120円 4,420円×36回 |
106,080円 | |
512GB | 185,040円 5,140円×36回 |
123,360円 |
※記事執筆時(10月17日現在)、「アップグレードプログラムNX」の対象機種や端末価格は未発表です。
Softbank「トクするサポート」は4年契約+2年分免除へ
NTTドコモ「スマホお返しプログラム」と、au「アップグレードプログラムNX」は、36回分割支払いが基本ですが、Softbankの端末購入プログラム「トクするサポート」は、48回分割購入が基本です。
また、他2社のプログラムにはない「プログラム利用料」が課金されますが、一方では、他社回線利用者でも利用できる等の特徴があります。
なお、Softbankの端末購入プログラムは「半額サポート+」として提供されていましたが、プログラム利用料の課金等を含めると、「半額」にはならないとの批判を受け、プログラム内容と名称を変更しました。
例えば、「トクするサポート」を利用して、iPhone 11 64GBを購入する場合、端末価格は89,280円で、48回分割の1回あたりの支払額は1,860円となります。
「トクするサポート」では、48回のうち25回目以降に端末を返却する事で、残りの最大24回分の支払いが免除されるため、実質的な購入負担額は44,640円となりますが、「トクするサポート」のプログラム利用料が390円×24回=9,360円が課金されるため、負担額合計は54,000円となります。
「トクするサポート」の利用条件とは
「トクするサポート」の利用条件は、以下の通りです。
- 「トクするサポート」はSoftbank回線利用者外でも利用可能です
「トクするサポート」は、格安SIM等、Softbank回線を利用していない場合でもプログラムを利用した端末購入が可能です。 - スマホ端末を48回分割支払いで購入すること
一括支払いなど、48回分割以外ではプログラムを適用する事はできません。
また、端末購入時以外はプログラムを契約する事はできません。 - 25回目以降、スマホ端末をSoftbankに返却すること
返却するか、そのまま使い続けるかを選択する事ができます。
返却しない場合には、そのまま36回まで完済すれば端末は手元に残ります。
ただし、「トクするサポート」の場合には、プログラム利用料がかかるため、もし端末返却をしないのであれば通常の分割購入した方が利用料分だけ支払額は割高になります。 - 端末返却時には「査定」が行われます
故障、水濡れ、著しい外観破損および画面割れがないこと
その他Softbank指定の査定基準を満たしていることが必要です。
査定基準を満たさない場合に端末を返却を希望する場合には、「故障時利用料(税別20,000円)」の支払いが必要となります。
なお、査定基準を満たさない場合で、スマホ返却時の残債が「故障時利用料(税別20,000円)」を下回る場合には、プログラムの利用はできません(そのまま残債を支払った方が支払額の合計が安くなるためです)。 - プログラム利用料がかかります
NTTドコモ・auの同種のプログラムではかかりませんが、Softbankの「トクするサポート」では、月額390円のプログラム利用料が課金されます。
スマホ購入代金以外に、プログラム利用料24か月分390円×24=9,360円がかかります。 - プログラム特典を受けるためには「買換え」が条件となります
Softbankの「トクするサポート」では、特典を利用するための条件に「買換え(次もSoftbankで買う)」事が義務付けられています。
特典を利用せず、48回分割支払いを完済した場合にはプログラムを終了する事ができますが、プログラム利用料の分だけ多く支払う事になるので、お得になりません。 - 1年での端末返却も可能
免除される24回分を差し引いた、残り24回のうちの12回(つまり1年目)で端末を返却する場合には、12か月分の差額を支払う必要があります。免除されるのは、あくまで最大24回分のみです。
トクするサポート対象機種
トクするサポートの対象となる機種は以下の通りです。
iPhone | iPhone 11・iPhone 11 Pro・iPhone 11 Pro MAX iPhone XR・iPhone XS・iPhone XS MAX・iPhone X iPhone 8・iPhone 8 Plus |
---|---|
Google Pixel | Google Pixel 4・Google Pixel 4 XL Google Pixel 3a・Google Pixel 3a XL・Google Pixel 3・Google Pixel 3 XL |
Android | Xperia 1・Xperia 5・Xperia XZ3・Xperia XZ2・Xperia XZ1・Xperia XZs AQUOS R3・AQUOS sense3 plus・AQUOS zero2・AQUOS zero・AQUOS R2 AQUOS R2 compact・AQUOS R compact・AQUOS Xx3 mini LG K50・LG G8X ThinQ・HTC U11 HUAWEI Mate 20 Pro・HUAWEI Mate 10 Pro・HUAWEI nova lite 2 arrows U・DIGNO J・DIGNO G・DIGNO F シンプルスマホ4・シンプルスマホ3 Android One S5・Android One S3・ |
iPad | 12.9インチiPad Pro・11インチiPad Pro・iPad Air iPad mini・iPad mini 4・iPad(第7世代) 12.9インチiPad Pro・10.5インチiPad Pro |
ケイタイ | AQUOS ケータイ3・AQUOS ケータイ2・ DIGNOR ケータイ2・DIGNOR ケータイ かんたん携帯10・かんたん携帯9 キッズフォン2・キッズフォン・みまもりケータイ4 |
タブレット | Lenovo TAB5・Lenovo TAB4・Lenovo TAB3 MediaPad M3 Lite s・ |
トクするサポートを使った購入シミュレーション
こちらは、Softbank「トクするサポート」を利用して「iPhone 11」を購入した場合のシミュレーションです。
SoftbankでのiPhone 11の価格は89,280円に設定されており、これを48回分割で購入した場合の1か(1か月)の支払額は1,860円で、25か月目に端末を返却した場合の負担額は44,640円となります。
これにプログラム利用料390円×24=9,360円が加算され、負担総額は月額2,250円、24か月分では54,000円となります。
Softbank「トクするサポート」を利用して「iPhone 11」を購入した場合の支払額は、36回分割で12回分免除となるNTTドコモ・auよりも月額の負担額は少なくなりますが、プログラム利用料がかかるため、25回目以降に端末を返却せずに完済した場合は、9,360円分だけ損になる上、特典利用のためには「買換え」が条件となっており、Softbankで買い続けないと特典を受けられない点は要注意です。
機種・ストレージ | プログラム利用料 | 端末価格 48回分割支払額 |
トクするサポート 24回目端末返却時 |
|
---|---|---|---|---|
iPhone 11 | 64GB | 390円×24か月 =3,960円 |
89,280円 1,860円×48回 |
48,600円 |
128GB | 95,040円 1,980円×48回 |
51,480円 | ||
256GB | 108,000円 2,250円×48回 |
57,960円 | ||
iPhone 11 Pro | 64GB | 390円×24か月 =3,960円 |
127,200円 2,650円×48回 |
67,560円 |
256GB | 145,920円 3,040円×48回 |
76,920円 | ||
512GB | 172,320円 3,590円×48回 |
90,120円 | ||
iPhone 11 Pro Max | 64GB | 390円×24か月 =3,960円 |
142,560円 2,970円×48回 |
75,240円 |
256GB | 161,760円 3,370円×48回 |
84,840円 | ||
512GB | 187,680円 3,910円×48回 |
97,800円 | ||
iPhone XR | 64GB | 390円×24か月 =3,960円 |
93,600円 1,950円×48回 |
50,760円 |
128GB | 100,320円 2,090円×48回 |
54,120円 | ||
256GB | 112,320円 2,340円×48回 |
60,120円 | ||
iPhone XS | 64GB | 390円×24か月 =3,960円 |
124,320円 2,590円×48回 |
66,120円 |
256GB | 143,040円 2,980円×48回 |
75,480円 | ||
512GB | 168,480円 3,510円×48回 |
88,200円 | ||
iPhone XS Max | 64GB | 390円×24か月 =3,960円 |
137,280円 2,860円×48回 |
72,600円 |
256GB | 156,000円 3,250円×48回 |
81,960円 | ||
512GB | 168,480円 3,510円×48回 |
94,680円 | ||
iPhone X | 64GB | 390円×24か月 =3,960円 |
124,320円 2,590円×48回 |
66,120円 |
256GB | 143,040円 2,980円×48回 |
75,480円 | ||
iPhone 8 | 64GB | 390円×24か月 =3,960円 |
80,640円 1,680円×48回 |
44,280円 |
256GB | 93,600円 1,950円×48回 |
50,760円 | ||
iPhone 8 Plus | 64GB | 390円×24か月 =3,960円 |
86,880円 1,810円×48回 |
47,400円 |
256GB | 105,600円 2,200円×48回 |
56,760円 |
こちらは、「トクするサポート」の対象となるiPhoneの実際の支払額の一覧表です。
売れ筋のiPhone 11 64GBがプログラム利用料込みで48,600円(月額2,025円)、同じくiPhone 11 Pro 64GBが67,560円(月額2,815円)は、かなり割安感があります。
大手3キャリア+Apple Store購入額比較
以下は、iPhone 11 64GBの購入金額を比較したものです。
NTTドコモ | au | Softbank | Apple Store | |
---|---|---|---|---|
iPhone 11 64GB | 87,120円 | 90,720円 | 89,280円 | 87,165円 |
月支払額 | 2,420円 | 2,520円 | 1,860円 | 初回2,470円 以降2,466円 |
分割回数 | 36回 | 48回 | 36回 | 36回 |
最短返却時期 | 24か月 | 24か月 | 24か月 | なし |
免除期間 | 12か月 | 12か月 | 24か月 | なし |
免除金額 | 29,040円 | 30,240円 | 44,640円 | なし |
プログラム利用料 | なし | なし | 3,960円 390円×24回 |
なし |
負担総額 | 58,080円 | 60,480円 | 48,600円 | 88,780円 |
自社回線 | 必用 | 必用 | 不要 | 不要 |
他社回線利用 | 不可 | 不可 | 可能 | 可能 |
買換え条件 | なし | なし | あり | なし |
完済 | 可 | 可 | 可 (利用料分だけ損) |
必須 |
端末 | 残らない | 残らない | 残らない | 残る |
ここでは、Apple Store(Appleローン36回払い)を比較対象にふくめてみました。
大手3キャリアのプログラム利用による実質負担額は既に開設済みですので、Apple Storeでの購入条件ついて説明すると、本体価格74,800円+税をAppleローン36回払い(金利7.9%)で購入した場合の金利を含めた支払額合計は87,165円となり、月額支払額も2,400円程度とドコモの価格設定と近いことがわかります。
Apple Storeでの購入の場合、購入プログラムの提供はありませんので、単純にAppleローンでの支払いが、イコール負担額となりますが、端末は回収されないため、再販(買取りや個人売買)する事が可能です。
iPhoneの再販価格は、3年落ちでも3~4割程度は値が付くはずですので、3.5割で計算すると、負担総額は60,985円となり、auの負担総額と同等程度と見る事ができます。
月額の支払額で見ると、大手3キャリアとApple Storeとではあまり差がないことがわかります。
ただし、Apple Storeで購入した場合にはプログラムがありませんので、再販は自分の手で行わなければならず、大手キャリアのプログラム利用と比べ、時間と手間を掛けざるを得ない事が大きな違いです。
しかし反面、再販時のiPhoneの価格は綺麗に大切に利用した端末は、6割程度まで値段が付くケースがあり、そうしたケースでは、実施手的な負担額は最も少なくなる可能性があります。
大手キャリアの購入プログラム まとめ
ここまで、大手3キャリアの端末購入プログラムの内容を比較検討してきましたが如何だったでしょう。
NTTドコモとauは36回払いをベースに、2年で端末を回収し、1年分の残債を免除します。
Softbankは、48回払いをベースに、2年で端末を回収し、2年分の残債を免除します。
月々の支払額も48回分割ベースのSoftbankが最も安くなりますし、免除される期間も、1年のドコモ・auに比べて2年のSoftbankが免除額も最も大きくなります。
当然、ユーザーの実質負担額も、プログラム利用料を含めても最も少なく、iPhoneを最も割安に購入する方法と言えます。
さらに、Softbankの「トクするサポート」では、Softbankの回線契約が不要なため、他社回線(格安SIM含む)利用者でもプログラムを利用した端末を購入できる事は非常に大きなメリットです。
ただし、NTTドコモ・auにない「買換え必須」の条件は、「トクするサポート」を利用する際には充分に検討する必要があります。
「買換え必須」とは、「トクするサポート」の「端末返却で24回分の残債を免除」の特典を利用するには、次の端末もSoftbankで購入する事が条件付けられているため、特典を利用したいと思えば、ある意味で「縛り」となるので注意が必要です。
2年ごとの端末買換え時には、必ず次の端末もSoftbankで購入しないと、プログラム特典を受けられず、解約しようと思えば、48回分の残債を清算する必要がありますが、これは、プログラム特典を受けていない事になり、24回分支払ったプログラム利用料がまるっきり無駄になる事を意味します。
上記から、「完済」や「途中解約」の可能性があるのであれば、1カ月当たりの支払額が多め(つまり残債の減り方が早い)のドコモ・auのプログラムを利用していた方が、完済・清算しやすいという面もあるので、必ずしも、「トクするサポート」がオールマイティという訳ではありません。
- Softbank「トクするサポート」がお勧めのケース
月々の支払い負担が少なく、実質負担額も少ないため、端末購入負担を可能な限り圧縮したい場合にはお勧めですが、次の端末の購入が条件付けられているため、ずっとSoftbankから端末を購入する事に問題がない方にお勧めです。 - NTTドコモ・auのプログラムがお勧めのケース
Softbankに比べて、月々の支払額も、実質負担額も多めになりますが、「完済」や「途中解約」を勘案すれば、36回分割ベースという点がメリットになります。また、プログラム利用料や、次端末の購入条件がないため、1回限りで利用したい場合でも安心して利用可能です。
Apple StoreでAppleローンを利用した場合に比べ、NTTドコモ「スマホお返しプログラム」で約30,000円、au「アップグレードプログラムNX」で28,000円程度、Softbank「トクするサポート」で33,000円程度割安に購入でき、実質負担額の差は2年間で5,000円程度を大きな違いではありません。
それよりは、Softbankだけが設けている「利用条件」に充分気を付ける必要がありそうです。
ずっとSoftbankから端末を購入する事が問題ない場合には、スマホ購入方法として、最安のプログラムと言えます。
引用元
Source:スマホおかえしプログラム | キャンペーン・特典 | NTTドコモ
Source:スマホ購入サポート「アップグレードプログラム」の改定について | 2019年 | KDDI株式会社
Source:トクするサポート | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
Source:分割でのお支払い - Apple(日本)
Photo:スマホおかえしプログラム | キャンペーン・特典 | NTTドコモ
Photo:スマホ購入サポート「アップグレードプログラム」の改定について | 2019年 | KDDI株式会社
Photo:トクするサポート | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク