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この度、米Apple社は新しく特許を取得しましたが、大変興味深いもののようです。
本体全面に「巻かれた」画面
米国特許番号10,345,860、「視覚的なコンテンツの提供」に関するそれに添付された画像には、かつてのiPod nanoを思わせるつぶれた楕円形の本体表面に、「ミュージック」や「電話」、「メッセージ」、「設定」といったアプリアイコンのようなものが見て取れます。本体下部に見える穴は充電ケーブルを差し込むコネクタドックでしょうか。
ただし、こういったものはほんの些細な問題でしかありません。
今回の特許は、有機EL液晶パネルの特性を生かした「フォルダブルスマートフォン」ないしは「デュアルディスプレイスマートフォン」に関するものだと予想できます。本体全面を包み込むように「巻かれた」液晶画面は、非常に「革命的」なデザインと言えるでしょう。
「折り畳み」にも関心を忘れない?
米Apple系メディアの「apple insider」はこの技術はiPhoneもしくはiPadに使用されることになるだろう、と予想しています。
Apple社は以前から画面に関して特許を重ねて取得していましたが、2015、2016、2017、2018年に取得していた折り畳み式の「フォルダブルディスプレイ」ではなく、今回の特許はスマートフォンのオモテ面、ウラ面、側面すべてを液晶画面として使用するいわゆる「デュアルディスプレイ」をさらに推し進めた形になります。
「ただし、Apple社はフォルダブルディスプレイを忘れたわけではないようだ」ともapple insiderは書いています。
特許内に「回路基板とバッテリーを包み込む柔軟なディスプレイ」に関する文章を見ることもでき、また回路基板自体の柔軟性や、複数の方法で折りたためるデバイスの特許も取得しているからです。
いままで私たちに未来を見せてくれたAppleデバイス。今後も彼らの目標とする「革命」は期待できるものになりそうです。