
こんにちはアイフォン修理のダイワンテレコム渋谷店でございます。AppleがAIを使い通常の写真と赤外線写真を合成してより鮮明な画像を作成することを研究しているイギリスの企業を買収したとの噂が立ちました。
Apple、イギリスの企業を買収しカメラ機能を強化
Appleはカメラ性能を引き上げるためスタートアップ企業のSpectral Edgeを買収したことが分かりました。
これにより単純な性能での差別化が困難になりつつあるスマートフォン業界で頭一つ抜けることができるのか気になるところです。
AIによる写真合成
イギリスのスタートアップ企業であるSpectral Edgeでは赤外線写真と普通に撮影した写真をAIが合成することで写真をより正確な色味に自動編集することで鮮明な写真を撮影が出来る技術を開発しています。
スマートフォンが大型化を続けているとはいえ、それと同時に薄く、軽くなるように改良が続けられています。
当然カメラの性能を引き上げようとしても搭載できるカメラの大きさには限界があり、どこまで行っても一眼レフに敵うことはありません。
そこで、Appleはカメラそのものの画質を向上させることはもちろんですが、ソフトウェアの観点から画像をより美しく加工するための技術を積極的に取り入れようとしているようです。
さらに激化するカメラ性能での差別化争い
Siriを始めとするより高度なAIの開発が進んでいることは2019年の夏に発売されたHome Podを見ることで分かりますし、AR(拡張現実)機能を強化している部分にも力の入れ具合が確認できます、またiPhone 11ではトリプルカメラが搭載されていることも切り離すことが出来ません。
ここにSpectral Edgeの技術が加わることで、iPhoneが苦手としていた暗い場所での写真撮影はより明るく鮮明なものとなります。
しかし、iPhoneのトリプルカメラを既に超えたクアッドカメラを開発しGalaxyへと搭載しているSamsungや1億画素のスマートフォンを引っ提げて日本に参入してくる予定のXiomiなどカメラに注力しているトップ企業は多く見られていることからスマートフォン業界の差別化争いが激化することは間違いないでしょう。
Spectral Edgeを買収したことにより差別化争いからAppleが有利になるのかどうかはまだ分かりませんし、Apple自体も公式に買収したことを認めているわけではないということですので、iPhoneのカメラがもっと良くなればいいなぁぐらいの気持ちで期待しておきましょう。