こんにちは。アイフォン修理のダイワンテレコム渋谷店です。
Appleが2020年第一四半期(2019年10月~12月)の業績発表を行いました。
ティム・クック最高経営責任者(CEO)は、今話題の5G対応iPhone12についての質問を受けましたが、デバイスの詳細については回答を控えました。
「素晴らしい」と簡潔なコメント
5G対応のアイフォンに関して質問を投げかけたのはMorgan Stanleyのアナリストであるケイティ・ヒューバティ氏です。実現の可能性を聞かれたクックCEOは、5Gは(世界的に見ても)初期段階にあると答え、これから発売されるデバイスについての詳細なコメントは避けました。
情報としては「量産準備に入っているデバイスは素晴らしいもの」とのことです。
さらにCallan and Companyのアナリストであるクリシュ・シャンカー氏は「5G対応アイフォンの発売はいつになるのか」「販売価格は」等の質問をしましたが、これに関してもクックCEOは明確な回答を避けています。
「もう一度強調するが、これから発売される製品についてはコメントしない」
「5Gは世界中の展開スケジュールを把握することが重要」
とのことですから、他の企業との兼ね合いも考えてのリリースとなると示唆されます。
しかしながらクックCEOは先のコメントで、「我々の立ち位置を他社に譲るつもりはない」とも述べている為、5G競争は加速していくものと思われます。
iPhone12、今年秋発売か?
今年の秋に発売と予想されているiPhone12は5Gになるだろう、との意見は多くみられ、Qualcommから出される5Gモデムが使用されると言われています。今回の業績発表全体を通し、クックCEOは5Gに関して全般的に答え、次期アイフォンに関しての情報は依然予想止まりです。
5Gの急速な普及も近い
サービス開始が待たれる5Gは、2020年3月末頃のサービス開始から普及スピードが加速していくとみられています。
調査会社であるGartnerの調べでは、携帯電話端末市場では2019年にスマートフォン出荷台数が落ち込み、対前年度比-2%でした。ここからの回復が2020年に見込まれており、値としては1.7%の成長が予想されるそうです。この成長は中華圏およびアジア太平洋新興諸国がけん引すると言われていますが、コロナウイルスの関係で今後生産ラインに影響が出ないとも限らないため、予測の変化も考慮する必要がありそうです。
また5G対応端末に関しては、2023年までに携帯端末総出荷台数の50%以上を占めると予測されています。まだ日本では始まっていない当サービスですが、韓国やアメリカなど19か国ではすでに5G商用サービスが開始しています。G7(先進7か国)で見ればサービス展開がまだなのは日本とフランス、カナダの3か国のみとなっています。
5Gの普及に伴ってAppleが近いうちに出すと予想されている5Gスマホも、すでに大手各社で30機種以上登場していますから、誰もが5G端末を手にする時代もそう遠くないのかもしれません。