iPhoneのバッテリーが自由に取り外し可能になるかも？
こんにちは
iPhone(アイフォン)修理の町田店です。
昔使っていたガラケーは携帯キャリア（docomo、au、SoftBankなど）からバッテリーを購入し自分で好きなタイミングで入れ替えることが出来ていましたよね。
スマートフォンでもAndroidの初期に発売された機種などは自身でバッテリーを交換する事が出来ていましたが、防水機能が重視される傾向になり徐々にバッテリー交換はメーカーに頼むしかない機種ばかりとなってしまいました。
しかし、EU(欧州連合)で発売されるすべてのスマートフォンをバッテリーの取り外しが可能にすることを提案する書類がリークされたことで、Appleを始めとするスマートフォン業界が揺れ動くこととなるかもしれません。
EUからのリーク文書
一般には公開されていない文書ではありますが、オランダの出版社Het Financieele Dagbladによりリークされました。
その文書には、iPhoneがユーザー自身でバッテリーを取り外すことが不可能な設計となっており、バッテリー交換を専門店へ依頼することが前提となっている。これからはユーザー自身が自由にバッテリーの取り外しが可能で、いつでも簡単にバッテリーが交換できるべきだ、と記されているのだそう。
確かに、ユーザー自身が自由にバッテリーの取り外しや交換ができれば、バッテリーの交換費用も抑えることが出来るでしょうし、大きなモバイルバッテリーがなくとも、充電しておいたバッテリーに取り換えるだけで満充電の状態となる為、便利そうではあります。
しかし、バッテリーを取り外し可能にするためには防水機能を諦めなければならない可能性や、スマートなデザインを損なってしまう可能性もあることを考えると、安易に賛同はできそうにないですね。
充電ポートの統一はどうなる
過去にEUは充電ポートを全てUSB type-Cに統一することを提案しており、この先EUで販売されるスマートフォン、タブレットなどポータブルデバイスではLightningポートを搭載したiPhoneが販売できない可能性もあります。
AppleはUSB type-Cを採用するにはiPhoneはあまりに薄すぎるとの理由から未だ採用には至っていません。
私としては既に身の回りのデバイスがLightningポートだらけになっているので、iPhoneにはそのままでいてほしいという気持ちもありますし、バッテリー交換も専門店へ持っていけば30分ほどで交換してもらう事も可能です。
今回の提案にどれほどの価値があるのかは分かりませんが、反発する意見も多く出てきそうですね。
