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2020年、秋に発売が噂されているiPhone12。
新型コロナウイルスの影響もあり例年通りの秋発売が実現しない可能性もあると各メディアが報じています。
しかし米BloombergはiPhone12のテスト機は既に完成し今年5月に量産開始が計画されていると報じています。
生産施設の完全回復は1か月後か
投資銀行中信里昂証券がiPhone12について、新型コロナウイルスの感染拡大により予定通りの発売時期に間に合わない可能性があるとの見解を示していましたが新たな情報が入りました。
米メディアのBloombergは5G対応のiPhone12は予定通り2020年秋に発売されると報じているのです。
サプライチェーンの情報筋によると「部品の組み立てプロセスはまだ遅く、パーツがスムーズに生産されるようになるまではもう1カ月以上はかかる」との事ですが5月には量産体制に入るとみられています。
生産施設で感染も
iPhoneの部品生産は世界各地で行われている事はAppleのCEOであるティム・クック氏が過去に明かしており、既にご存じの方も多いかと思います。
中国だけでなく現在は世界各地で拡大している新型コロナウイルスの影響によりマレーシアのAppleサプライヤーは2週間の営業停止状態になり生産にも遅れが出ている状態です。
米国でワイヤレスチップの生産を担っているBroadcomのCEOであるホック・タン氏は「新型コロナウイルスが今年の下半期に半導体事業に影響を及ぼす」と語っています。
既にテスト端末が完成
各サプライヤーが新型コロナウイルスの影響を受けている中、AppleはiPhone12のテスト機の開発に成功したと伝えられています。
例年、11月から12月にかけて新型iPhoneのデザインを仕上げて、4月頃から新型iPhoneの筐体の量産をスタートさせています。
Bloombergは、こうした流れを受けてかは定かではありませんがiPhone12は予定通り2020年、秋に発売が開始されると伝えております。
引用元：Bloomberg
