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iPhone(アイフォン)修理のダイワンテレコム大阪・梅田駅店です。
Photo:Youtube / Technizo Concept
2020年秋の発売が期待される「iPhone 12」、その6.7インチモデルである「iPhone 12 Pro Max」(仮称)は、超広角カメラの光学式手ぶれ補正機能が追加され、さらにセンサーの大型化によりカメラの画質がさらに向上する、と著名アナリストのMing-Chi Kuo氏が伝えました。
また、これらの新技術は2021年発売のiPhoneにも採用されると予測されています。
Photo:MacRumors
Ming-Chi Kuo氏は、2020年の6.7インチモデルiPhoneには、これまでより多くの光を取り込むことができる大型のセンサーを搭載し、さらに超広角カメラはセンサーシフト式の光学式手ぶれ補正に対応する、と最新のレポートの中で伝えています。
センサーが大型化しより多くの光を取り込むことで、画質の向上が期待できます。
さらに、センサーシフト式の手ぶれに対応することで、望遠・広角レンズに加え、超広角レンズでも光学式手ぶれ補正が適用できるようになります。
Tips:センサーシフト式手ぶれ補正とは、内蔵されたジャイロセンサーが本体のブレを検知すると、イメージセンサー部が自動で動くことでブレを軽減する技術です。
センサーシフト式を採用することで、センサーをコンパクトにできることに加え、画質の向上にも繋がります。
従来のスマートフォンではレンズシフト式という、ジャイロセンサーのブレ検知により補正用のレンズが動く方式の手ぶれ補正が採用されることが大半でした。
さらに、センサーシフト式の手ぶれ補正はiPhoneに取り付けるレンズアクセサリーと干渉を起こしづらいため、これらと組み合わせることでよりプロ仕様の写真を撮影できるようになる可能性もあります。
また、このセンサーシフト式の光学式手ぶれ補正は2021年以降に発売されるiPhoneのうち2~3つのモデルにも搭載される可能性がある、と Ming-Chi Kuo氏は予測しています。
台湾メディアDigiTimesにおいても、2020年発売のiPhoneにセンサーシフト式手ぶれ補正が搭載されるという予測が、去年12月よりされていました。
しかしながら、DigiTimesの当時の報道ではセンサーシフト式手ぶれ補正の採用はiPhone 12 Pro(仮称)とiPhone 12 Pro Max(仮称)の2モデルと予測されていましたが、今回のMing-Chi Kuo氏のレポートにおいてはiPhone 12 Pro Maxのみの搭載と予測されています。
Ming-Chi Kuo氏は2020年秋発売のiPhoneについて、いずれも有機ELディスプレイを採用した4モデルが展開されると予測しています。
・5.6インチ有機EL(デュアルカメラ)
・6.1インチ有機EL(デュアルカメラ)
・6.1インチ有機EL(トリプルカメラ+背面TOFセンサー)
・6.7インチ有機EL(トリプルカメラ+背面TOFセンサー)
トリプルカメラを搭載する上位2モデルに採用される背面TOFセンサーは、先日発売された新型iPad Proに搭載された「LiDAFスキャナ」と同じ方式のものになります。
2020年秋発売のiPhoneのうち上位モデル2種にTOFセンサーが搭載される、という情報は、流出したiOS14ソースコードの解析とも一致します。
関連記事:新技術搭載の3DカメラはiPhone 12 Proにのみ採用か
Ming-Chi Kuo氏は、2022年発売のiPhoneのうち、少なくとも1つのモデルには「ペリスコープレンズ」が搭載されると予測しています。
ペリスコープレンズとは、潜望鏡(潜水艦に搭載される望遠鏡)の構造を流用した技術で、「屈折光学系」とも呼ばれます。
ペリスコープレンズが採用されたカメラでは、コンパクトな構造で、非常に高倍率の光学ズームを利用することができます。
現在ではHuaweiのハイエンドスマホである「P30 Pro」にこのペリスコープレンズが採用されており、光学で5倍ものズームを行うことができます。
また、発売が噂される後続の「Huawei P40 Pro」では光学10倍ズームが使用できるとされています。
現行の最新iPhone、iPhone 11 Pro Maxにおいても光学では2倍ズームイン、2倍ズームアウトしかサポートしていないことを考えると、ペリスコープレンズがいかに凄い技術か分かりますね。
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