iPhoneではPCと同じく新しい自分が使いたいブラウザをダウンロードしない限りはデフォルト設定としてSafariというブラウザが使用されています。
このSafariというブラウザで先日、ブラウジングデータが中国企業Tencentに送られている可能性があることが判明しました。
iOSの12.2以降で「設定」→「Safari」→「Safariとプライバシー」と選択すると、次の文章が記されているのを確認できます。
- Webサイトを閲覧する前に、SafariはWebサイトのアドレスから算出された情報をGoogle Safe BrowsingおよびTencent Safe Browsingに送信し、そのWebサイトが不正かどうかを確かめます。
この文章がいつ頃に追加されたのかは定かではございませんが、iOS12.2ベータ2頃からTecentに関する説明書きが加えられた可能性が高いとの事です。
前回のSiriの会話ログを外部に委託するという点もそうですが、今回はブラウジングデータという事でより個人情報が含まれている可能性が高い点、IPアドレスなどからユーザーのプロファイリングに使用される可能性が高い点など、Siriとは比べ物にならないレベルでの重要なデータとなります。
現在されている噂としてはiOSの地域設定が中国になっている場合にのみTencentにデータが送られるというような情報もありますが、この情報も定かではなく、不安が広がる一方となっています。
Appleの今回の動きについて、ジョンズ・ホプキンズ大学の暗号研究者マシュー・グリーン教授は「Appleには2つの側面があると強く感じる」と批判的なコメントを寄せています。
Appleはデバイスを拡張しやすく個人でアプリケーションを開発・販売する経路を設けたりとユーザーの自由を重要視する一方、中国が関係するような一部のアプリを削除したりと中国当局に忖度する態度を見せたりとここ最近のAppleの動向は不透明であったりと、現在のAppleの運営がどうなっているか不安に思うユーザーも増えてきているのは確かではあります。
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