iPhoneやAndroid市場にて、大半が海外製のスマートフォンに流れているのが現状で、日本製のスマートフォンを製造する企業が現在押され気味になっています。
そんな現状を鑑みてか、慎重姿勢を示していた京セラが算説明会で来期に5Gスマホを製造ならびに投入する事を明かしました。
まずは米国市場から?
京セラの谷本社長によると米国で強い引き合いがあり5Gスマホを米国市場に投入する事はほぼ確定しているような発言が取れます。
日本国内での販売は現在は未定との事ですが、声が掛かれば技術的な同じ技術なので、製造は可能との事でスマートフォン市場にてあまり日の目を見なかった京セラがこれを機にガラケー時代ほどとは言わなくとも国内外のシェア率が上昇する可能性はあります。
需要が高まる5G
また今回の慎重姿勢からの一転は5Gの急速な立ち上がりと需要の高さを象徴しているようにも受けられます。
現状として日本国内では5Gは使用する事はできず、2020年の春 以降で使用できるようになるとの事で他国と比べ立ち上がりが少し遅い状況ではあります。
しかし、現在5Gが使用できる端末がハイエンドの端末だけである事や、日本国内で5G対応される頃には5G対応している部品などが安価で流通するとの事で中価格の端末が発売される可能性も大いにあり、タイミング的には非常に良いタイミングでの導入になるのではないでしょうか。
この他にも京セラは、5G基地局向けのセラミックフィルタや、5GをWi-Fiのように使える「ローカル5G」などのデバイスを開発・提供するとの事でこれからの京セラ製の端末がどんなものが登場するのか非常に気になります。
京セラと言えばそのタフさ
個人的には京セラの端末と言えば「タフさが売り」という印象が非常に強く、現在発売している「TORQUE G04」もそれにならって、防水・防塵に特化している端末となっているので、使用用途に左右されないその強さに特化した端末を増やしていって欲しいと思っています。
それだけではなく、映像の綺麗さを売りにした有機ELを使用した「BASIO4」の発売を控えていたり、簡単に操作できる事を考えたユーザーフレンドリーな端末も多く開発してきているので、初めてスマホを使うなら京セラをというレベルにまで達して欲しいと願っています。