こんにちは
iPhone修理のダイワンテレコム大阪梅田店です。
12月25日に開催された有識者会議にて総務省は各通信事業者の特定のサービスを利用した際の通信が無制限になる「ゼロレーティングサービス」を見直しするよう要求していることが分かりました。
「ゼロレーティングサービス」ではYouTubeやFaceBook、LINEなど一部のSNSや動画サービスが通制限なしで使い放題になるというもの。
現在ではソフトバンクの「ウルトラギガモンスター+」やauの「フラットプラン7プラスN」を始めとした料金プランが大手キャリア、MVNOを問わず提供されています。
しかし、これらのサービスに対して総務省は2019年2月から有識者会議「ネットワーク中立性に関する研究会」で見直しを始めていました。
この会議は年内の取りまとめを目標としており、その結果が出たといった感じなんでしょうか。
そして先日開催された「ゼロレーティングサービスに関するルール検討ワーキンググループ」の会合ではゼロレーティングサービスについて問題点がいくつか指摘をされています。
主な内容は以下の通り
今後増加する傾向にある通信量に対して安定したサービスが提供できるよう設備の増設、維持。
利用者に対象サービスと非対象サービスのデータ使用量を明確に開示する。
データ利用料の上限に達している場合には対象サービスであった場合にも一律で通信サービスを低下させる。
ヘビーユーザーへの帯域制御、災害時などのネットワーク混雑時の帯域制御はサービス対象者であっても一律に実施すること。
等が挙げられていました。
ゼロレーティングサービス自体に問題があるわけではないのですが、ユーザーの利用量が増えすぎることでインフラ設備が整わないのではないかといった懸念が大きそうですね。
今後5Gが主力となる時代が来ることになりますが、その際にはどういったサービスになるのかも気になるところです。