シニア世代、長年使用するほどスマホでの生活変化を実感

[公開日:2020/01/01]
筆者: 梅田店

シニア世代、長年使用するほどスマホでの生活変化を実感


NTTドコモの社会科学系の研究所であるモバイル社会研究所はシニアがスマホ所有したことで生活の変化を実感しているかどうかを調査した結果を発表しました。
その結果長年利用を続けているユーザーほど生活変化を実感していることが分かりました。


スマートフォンを所有している60~79歳を対象とした今回の調査では、長年利用を続けていればシニアほどもスマートフォンをしっかりと活用できているということが見て取れます。
しかし、逆に言えばある程度の期間がなければスマホのある生活に慣れることはなく、すぐに生活の変化を実感することは少ないという結果でもあります。
各キャリアでガラケーの通信サービスが終了してしまうという通知を出していることもあり、親からスマホへの乗り換えを相談されているという方も多いかもしれませんが、この結果からスマホにするのか、ガラケーと同じ操作で使用できる端末にするのか判断してみてもいいかもしれません。

スマホにするべき?やめておくべき?

モバイル社会研究所の調査結果から確実に言えることは、ほとんどのシニアが「すぐには慣れないし使いこなせない」ということ。
スマホを購入して1年未満のユーザーが生活の変化をあまり実感できていないことから、少なくとも1年以上はスマホになれる期間が必要になるということです。
しかし、それは決してネガティブな要素ではなく時間さえあればほとんどのユーザーが生活の変化を実感することが出来るということなので、シニア世代のスマホへの乗り換えには少し長期的に付き合ってあげるのが良いかもしれません。
また、もしスマホを購入するならなるべく早めのほうがいいということでもありますね。

スマホだから出来ることが必要

スマホのある生活に馴染むのが早いユーザーには特徴があります。
それはスマホだから出来ることに興味を持っているかどうかです。

例えば今回の調査で上位を占めている「疑問を持ったことをすぐに調べられるようになった」「電車・車の渋滞情報等によるストレスが減った」「カメラ機能でメモ・板書を取る機会が増えた」「地図アプリ等により道に迷わなくなった」「商品を簡単に見つけてネットで購入するようになった」などに興味を持つことが出来れば、より短期間でスマホを使いこなせるということです。
逆に「財布やカード入れがスッキリした」「金融機関、行政機関やお店に行く時間が減った」という項目は少ないことから、スマホに興味を持ってもらう上でおサイフケータイや金銭のやり取りを例に出すことはあまり良くないのかもしれません。
また、例に出したようなスマホへの興味がイマイチ出ないという場合には、無理にスマホを購入させても長年使いこなすことが出来ず苦労をさせてしまうことにもなりかねません。
まずはスマホだから出来ること、より簡単に、より身近になるものに興味を持ってもらったり、教えたりすることから始めてみてはいかがでしょうか?

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