赤羽駅から一番近いiPhone修理のダイワンテレコム赤羽店です。
今回は2020年から順次、日本国内でサービス開始を予定されている5Gについてです。
★5Gとは第5世代移動通信システムの略です。
総務省が2019年4月に発表した電波周波数の割り当てによると、各社のサービス開始予定時期は次の通りです。
NTTドコモ:2020年春
KDDI/沖縄セルラー電話:2020年3月
ソフトバンク:2020年3月頃
楽天モバイル:2020年6月頃
ただし、サービス開始時期=全国同時スタートというわけではありません。基地局の運営開始とともに、少しずつ使える範囲が広がると考えるべきでしょう。
2020年春のサービス開始を見込んでいるNTTドコモは、9月20日から5Gプレサービスを開始しました。イベントなどの場に限るものの、5Gの特徴や魅力をアピールするため、すでに5Gスマホ3機種と屋内用5GWi-Fルーター1機種が公開されています。
公開されたスマホ情報はソニーモバイル製 Xperia 1をベースとしたプロトタイプ・LGエレクトロニクス製 LG V50 ThinQがベースモデル・サムスン製 Galaxy S10 5Gがベースモデルの3種類です。
iPhoneは2019年の「iPhone 11」シリーズの5G対応を見送りました。2020年に次世代携帯通信技術に対応した新型「iPhone」の発売が期待されています。
4Gとは、現在主流のLTEやLTE-Advancedのことです。4Gから5Gになることで変わりことは以下3つです。
通信速度
最大1Gbps ⇒ 最大20Gbps
同時接続数
10万台/平方km ⇒ 100万台/平方km
遅延速度
10ms ⇒ 1ms
4Gから5Gに変わり、一番のメリットは通信が快適になることではないでしょうか。
通信速度は4Gと比べて最大で20倍の速さとなります。YouTubeや、Hulu・Netflixなどの動画配信サービスを利用する人が増えてきていますが、通信速度が向上することで、4Kや8Kといった高画質の動画も閲覧可能です。より高画質の動画を快適に閲覧することができるようになります。
もちろん、動画だけでなく、アプリやゲームなどの通信速度も向上するため、インターネットを介した通信全般が快適になります。4Gでは30秒かかるデータのダウンロードも、5Gでは3秒で完了しますし、遅延も少なくなり、よりリアルタイムな操作がインターネットを介して行えるため、自動運転や遠隔治療などの信頼性が重要な分野への効果が期待されています。
また、同時接続数が4Gの10倍であり、一度に接続することができる台数が増える分、中継装置などの設置コストの削減にも繋がります。通信が大容量化することにより、通信トラフィックの増大に伴う遅延や、ネットワーク障害に対応できるようになります。
低遅延化により現在のネットワークでも少なからず遅延が起こりますが、5Gになることで遅延は1msまで抑えられ、どんなに離れていても、リアルタイムな操作が可能となります。自動運転や遠隔治療などの信頼性が重要な分野への効果が期待されています。
快適化する一方でサイバー攻撃のターゲットが増える・トラフィック量が増え窃取される情報量も増える・5Gの通信規格にはセキュリティ面の欠陥がある?などのデメリットがあげられています。ネットワークに繋がる機器が増えることで、攻撃対象が増えることになるため、注意が必要です。
2020年には東京オリンピックが開催されるため、5Gスマホの利用はもちろんのこと、5Gならではの新しいサービスや体験にも大いに期待したいところですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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