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WWDCにて発表されたiOS14では、カメラロールから画像を選ぶ際に、どの画像を選択肢に表示するかどうかをアプリ毎に設定しておけるようになります。
今回2020年の6月に行われたWWDCでは、正確な位置情報を明らかにしないオプションやアプリが収集する情報の可視化、アプリでマイクやカメラが使用中かどうかがインジケータで表示されるなど、Appleの製品におけるプライバシーとユーザーの関わり方が明確にされました。
ユーザーのプライバシー強化への取り組みとして、iOS14ではサードパーティーアプリ経由で画像を選択する(InstagramやTwitterで画像を投稿する)場合、カメラロールへのアクセスの仕方をアプリ毎に設定できるようになります。
選択肢は「選択した写真(Selected Photos)」「すべての写真(All Photos)」「なし(None)」の3つです。
選択肢の例としては、Twitterなどで画像を投稿しようとすると、「Twitterが写真へのアクセスを求めています」といった表示とともに、写真アプリへのアクセスをどこまで許可するかの選択肢が表示されます。このうち「選択した写真」を選ぶと、アクセスを許可する画像をカメラロール内から個別に選択することができます
許可レベルの変更は「設定」アプリより可能です。
マッチングアプリでは、自分の写真しか選択肢に表示されないようにするといった設定も可能になります。
ニュースサイトAppleInsiderが公開したスクリーンショットでは、アクセスを許可した1枚の画像しかTwitterで選べないようになっていることが分かります。
サードパーティーが写真アプリに直接アクセスする行為を阻止、Appleの検問がより強化されています。
source:AppleInsider
Photo:AppleInsider
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