iPhone修理のダイワンテレコム大阪梅田駅店です。
現地時間4月7日、アップルより iOS13.4.1、iPadOS13.4.1が公開されました。
iOS13.4およびiPadOS13.4の公開が先月25日のことなので、およそ2週間ぶりのアップデートとなります。
iOS13.4.1、iPadOS13.4.1は主にバグ修正のほか、パフォーマンスの向上、セキュリティの強化に重点が置かれたアップデートのため、追加要素などはありません。
iOS13.4.1では主にBluetoothやFacetimeのバグ修正が含まれています。
しかしながら、先日報告されたiOS13.3.1およびiOS13.4で発覚したVPN接続におけるセキュリティ脆弱性の不具合についてはiOS13.4.1のリリースノートには記載がありません。
これはVPN接続を利用した際にデータが暗号化されないとの報告があがっていた問題で、スイスにサーバーを置く「Proton VPN」が報告しています。
Appleはこの問題を認識した上で、不具合の修正に取り組むとしていましたが、iOS13.4.1にてこの不具合が修正されたかはまだ確認されていない状態です。
ProtonVPNによると、以下の手順でVPN接続に関する不具合を回避できるとしていますが、一方で100%の保証ではなくあくまで応急処置的な対応として紹介されています。
手順:VPNに接続する → 機内モードをオンにする → 機内モードをオフにする
iOSアップデートを行う前には以下の点について必ず確認しておきましょう。
・アップデートに利用するWi-Fiの品質を確認する
アップデート中にWi-Fi接続が途切れたり、速度が大きく低下すると、iOSアップデート失敗の原因となります。
普段自宅で利用しているようなWi-Fiなら心配はありませんが、街中のフリーWi-FiでiOSアップデートを行う際は、予め回線速度のスピードテストを実施しておきましょう。
・ストレージの空き容量を十分確保する
ストレージに空き容量が少ない状態でiOSアップデートを行うと、iOSアップデートの失敗や中断の原因となります。
2~3GBほどは空き容量に余裕をもってアップデートを行いましょう。
・バックアップを作成する
万が一iOSアップデートに失敗してしまうと、アップルのロゴマークが画面に出続けるリンゴループが発生し、iPhoneおよびiPadのデータを初期化する必要になる場合があります。
予めデータのバックアップを作成しておけば、iOSアップデートに失敗したとしても後からデータを復旧することができるので安心です。
iOSアップデートについては下記の記事にて詳しく説明しています。
関連記事:【iOS13.4】 iOSアップデートをする前に必ず注意したいこと
以下、公式リリースノートの引用になります。
iOS 13.4.1には、iPhoneで発生していたバグの修正が含まれます。
・iOS 9.3.6以前またはOS X El Capitan 10.11.6以前を搭載したデバイスとのFaceTime通話にiOS 13.4を搭載したデバイスから参加できない問題を修正
・ホーム画面で"設定" AppのクイックアクションメニューからBluetoothを選択しても反映されないバグに対処
一部の機能は地域やAppleデバイスによっては利用できないことがあります。Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/kb/HT201222
iPadOS 13.4.1には、iPadで発生していたバグの修正が含まれます。
・iOS 9.3.6以前またはOS X El Capitan 10.11.6以前を搭載したデバイスとのFaceTime通話にiPadOS 13.4を搭載したデバイスから参加できない問題を修正
・12.9インチiPad Pro(第4世代)および11インチiPad Pro(第2世代)のコントロールセンターまたはロック画面で、フラッシュライトボタンをタップしても点灯しないことがある問題に対処
・ホーム画面で"設定" AppのクイックアクションメニューからBluetoothを選択しても反映されないバグに対処
一部の機能は地域やAppleデバイスによっては利用できないことがあります。Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/kb/HT20122
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