
iPhone Xに搭載されるのは3D顔認証
9月22日に発売を控える次期iPhone。
未だ正式な呼称は発表されておらず、現在ではiPhone EditionまたはiPhone Xとなる可能性が最も高いと噂されています。
これまで様々な新機能の噂が流れていますが、顔認証システムはほぼ確実に搭載されることになりそうです。
最近だと、Samsungから画像認証技術を利用した顔認証システムを搭載するGalaxy S8、S8+が発売されました。
発売前から心配されていた安全性ですが、案の定あまりよろしくない様子です。
Twitterでの報告によると、本人の顔写真をかざしたらロックが解除されたとか…。
顔写真で解除出来たらロックの意味が全く意味ないですね(笑)
一方、iPhone Xで搭載される3D顔認証は赤外線を利用した物なので、画像認証とは一線を画す精度を誇ります。(3D認証参考画像↓)
画像: Axios
顔認証を決済に使用可能に。しかし問題も…
3D認証では顔の凹凸を判別するので、眼鏡をかけていたり髭を生やしていても関係なく認証できます。
Samsungの顔認証技術では本人の写真で解除出来ていましたが、3D認証では画像だと凹凸が無いので解除不可です。
また、マスクをしていると顔の凹凸が判別できないため顔認証を使用できません。
この3D技術は顔認証による決済も念頭に置いているので、Appleが相当自信を持って開発したものと思われます。
ただ、指紋認証同様に寝ている間は無防備になりますし、起きている間でさえも不意を突かれたらロック解除されてしまう可能性があります。
パスコードや指紋認証を顔認証を組み合わせるなど、なにか別の認証システムと組み合わせればより強固なセキュリティ対策が出来そうです。
余談ですが似たような技術が中国のAlipay(決済サービス)で使用されていて、実際に店舗で買い物をする際に顔認証を使用して決済が可能です。
やはり中国の技術力は恐ろしいですね…。