
iPhone修理の症例として最も高い割合を占めるのが、画面割れをはじめとした画面の修理。
iPhoneの画面に強い衝撃が加わると、映像の乱れやタッチ不良など、液晶に異常が生じてしまう場合もございますが、外見上、著しい損傷を負ってしまっているiPhoneも、内部の基盤(マザーボード)に致命的な損傷がなければ修理が可能でございます。
今回は、強い衝撃により著しい損傷を負ってしまったiPhoneの修理例を1件、ご紹介いたします。
修理例:画面破損修理(iPhone6Plus)
修理前のiPhoneがこちら。
機種は初の5.5インチサイズiPhoneである、iPhone6Plusでございます。
"Plus"サイズの5.5インチ液晶はサイズが大きく、加えてガラスが薄いため、ちょっとした衝撃でも画面が割れてしまいがちです。
今回ご紹介しているこちらのiPhoneですが、修理のために画面部品を取り外した訳ではなく、当店へお持ち込みいただいた際すでに分離した状態でした。
内部で本来繋がっているケーブルが全て断線しております。
少し拡大してみましょう。
断線したケーブルが、iPhoneの基盤側へ繋がれたままになっております。
まずは、このケーブルを取り外していきます。
取り外したケーブルがこちら。
機種によって異なりますが、今回の修理対象であるiPhone6Plusの場合、画面部品と基盤を繋ぐケーブルは全部で4本ございます。
それぞれ、
①主にタッチ操作情報を伝えるケーブル
②主に映像を伝えるケーブル
③フロントカメラやイヤースピーカーなどの情報を伝えるケーブル
④ホームボタンの操作情報を伝えるケーブル
となっております。
これらは全て新しいものに交換していきます。
修理完了!
修理後のiPhoneがこちら。
無事、データもそのままに復活いたしました!
今回ご紹介したような著しい損傷のiPhoneも、無事に復旧する場合がほとんどです。
まずはお気軽にご相談くださいませ(๑•̀ㅂ•́)و✧