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iPhone修理専門店
ダイワンテレコム大宮店
修理スタッフのYKです。
アップルの新型iPhone「iPhone8」「iPhone8 Plus」の発売が発売されて1日が過ぎましたね。iPhone8/8 Plusをご予約された方にとってはとても幸せな1日になったのではないでしょうか。しかし、アップルは今回iPhone8/8 Plusだけではなく、iPhone10周年記念モデル「iPhoneX」を同時に発表したことによりiPhone8/8 Plusの注目が薄れ、iPhoneXの発売まで待つという方も少なくはないと思います。確かにiPhoneXは「仮想ホームボタン機能」「フロントパネル全体に有機EL搭載」という、従来のiPhoneとは異なる全く新しいデザインとなっているため注目が集まるのは当然ですし、機能だけではなく性能に関してもiPhoneXの方がより上だろうと予想していたと思います。
しかし、iPhone8/8 Plusは予想を遥かに超える超ハイスペックな性能を搭載しているようです!
ベンチマークアプリで有名な「GeekBench」の集計ページには、既にiPhone8、iPhone8 Plus、iPhoneXのベンチマークスコアが掲載されており、各機種のスコア比較を確認することができます。
【機種名 / ベンチマークスコア】
【iPhone 8 Plus / 10093】
【iPhone 8 / 10059】
【iPhone X / 9955】
【iPad Pro(10.5-inch) / 9214】
【iPad Pro(12.9-inc 2nd Generation) / 9197】
【iPhone 7 / 5736】
【iPhone 7 Plus / 5728】
【iPad Pro(12.9-inch) / 4997】
【iPad Pro(9.7-inch) / 4889】
【iPad 第5世代 / 4365】
(※Geekbenchによる転載)
上記のベンチマークスコアからiPhone8/8 PlusのスペックがiPhone7のおよそ2倍、今年6月に発売されたiPad Pro(10.5-inch)よりも高く、iPhoneXよりもやや高いことがわかります。このスコアはiPhoneだけでなくAndroidのスマートフォンの最新機種よりも高いスコアを更新しています。
【機種名 / ベンチマークスコア】
【iPhone 8 Plus / 10093】
【iPhone 8 / 10059】
【iPhone X / 9955】
【Samsung Galaxy S8 / 6494】
【Samsung Galaxy S8+ / 6408】
【Hauwei Honor V9 / 6009】
【Xiaomi MI 6 / 5997】
そもそもベンチマークって何?
ベンチマークとは、iPhoneのCPU、RAMなどの単体機能の処理速度やアクセス速度を計測するテストを行い、その測定結果をどの製品やシステムより優秀かを比較する際に使用します。数値が高ければ高いほど高性能という訳ですが、必ずしも動作がカクついたり、遅くなるといった体感速度の低下が改善される訳ではありません。ベンチマークはあてにならないという意見もありますが、あくまでも製品の性能・評価を比較する上での参考にすると良いでしょう。
なぜ新型iPhoneは高いスコアを更新しているのか
これはやはりアップルの最新CPU「A11 Bionic」が大きく関係しています。A11はMonsoonと呼ばれる2つの高性能コアと、Mistralと呼ばれるエネルギー効率の高いコア4つの計6コアCPUが搭載されており、A11はこの6コア同時に使用することが可能で、更にA10よりも30%高速なグラフィックス性能を備えた3コアGPUが搭載されています。これはiPhoneやスマートフォンの中でトップの性能であり、高いスコアを更新する要でもあります。WindowsPCやMacOSにも怠らないほどの性能であるため、iPhoneデバイスがパソコンの性能を追い抜く時代がすぐに来るかもしれませんね。