
こんにちわ!
iPhone修理専門店
ダイワンテレコム大宮店
修理スタッフのYKです。
ダイワンテレコム大宮店ではバッテリー交換の依頼が多く寄せられています。その中でも特に多いのがiPhone5sのバッテリー交換です。今までは「バッテリーの減りが急激に早くなった」「半日ももたない」というように、減りの早さを感じてバッテリー交換を依頼される方が大半を占めていましたが、最近は「パネルが浮き始めてきた」というように、バッテリーの膨張で交換を依頼される方が徐々に増え始めています。実は、当店でバッテリー交換を依頼された時に見られるバッテリーの膨張は”iPhone5s”の件数が非常に多いんです。
なぜiPhone5sはバッテリーが膨張する事例が多いのかは定かではありませんが、iPhone6以降のモデルでは、あまり膨張するケースを確認したことがありません。恐らく、5シリーズの放熱性能は他のモデルに比べると悪く、更に小型であるためCPUから発する熱を蓄えてしまうことが原因として考えられます。また、発売されてから今年で4年目ということもあり、バッテリー交換を1度もされてない場合は劣化による膨張も考えられます。バッテリーが膨張してしまうと、液晶パネルが押しあがるだけではなく、”液漏”を引き起こしてしまい、最悪の場合、本体が破損してしまうことがあります。バッテリーが膨張し始めたら早急にiPhone修理専門店で交換を依頼しましょう。
今回のブログでは、「バッテリーの性能」「膨張の原因」「膨張しないように使用する為の方法」をご紹介していきたいと思います。
バッテリーの性質
iPhoneで使用されているのは”リチウムイオンバッテリー”です。”リチウムイオンバッテリー”はiPhoneだけではなく、Androidのスマートフォンでも使用されており、軽量で尚且つ駆動時間が長いのが特徴です。一度の充電で長時間使用することができるのはもちろん、電池残量が減ったら再び充電をすることで繰り返し使用することができます。しかし、リチウムイオンバッテリーはバッテリーということもあり、繰り返し使用することでいずれかは劣化による寿命を迎えてしまいます。バッテリーは1年目以降から徐々に劣化が始まり、2~3年目になるとバッテリーの持ちが半日もたなくなることがあり、当店では交換のタイミングは2年目を境に検討されることをおすすめしております。
膨張の原因
バッテリーの膨張の原因は大きく分けて2つあります。まず1つ目はフル充電になったのにも関わらず、Ligjtningケーブルを接続したまま使用する”過充電”、2つ目は日当たりの良い場所や車内といった高温の環境で長時間放置する”熱による劣化”です。実はこの2つの原因には共通点があります。
それは”熱”です。
冒頭でも述べましたが、リチウムイオンバッテリーは熱に非常に弱い性質であり、熱を加えてしまうと急激に劣化が促進されます。過充電は、充電を使用しながらアプリや動画、編集をするとiPhone内部のCPUが急激に発熱し、長時間使用すると”熱暴走”を引き起こしてしまいます。iPhoneは基本的にアルミフレームに熱を伝え、放熱する構造となっていますが、”熱暴走”に陥ると放熱が追いつかずにどんどん熱を溜め込んでしまい、それがバッテリーの膨張へと繋がってしまいます。
膨張しないようにするには
膨張の原因は”熱”が大きく関係しています。ですので、高温の環境で使用するのは控え、iPhoneが熱くなってきたと感じたら熱が下がるまで放置することが重要です。もちろん、充電をしながら使用することも控えるべきです。万が一、パネルが浮き始めたら、バッテリーが膨張している可能性が大きいので、早めにiPhone修理専門店で交換してもらいましょう。
注意点
”熱”を加えなければ大丈夫というわけではありません。一部の報告で「冷蔵庫に入れて冷ます」という方法が出回っているようですが、実はこの行為は非常に危険です。本体内部が結露してしまい、基盤をショートする危険性がありますので絶対にしてはいけません。
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