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iOS11.2でワイヤレス充電の高速化!更に来年にはPi規格の誕生も?

iOS11.2でワイヤレス充電の高速化!更に来年にはPi規格の誕生も?

ダイワンテレコム大宮店

修理スタッフYKでございます!

 

 iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone Xには、Qi規格を使用したワイヤレス充電をサポートしています。しかし、今回発売されたiPhoneはFace ID、ホームボタンレス、背面ガラスの採用、新SoC「A11 Bionic」搭載に注目が集まったことで、ワイヤレス充電に対する関心が薄れているように感じます。また、ワイヤレス充電器は別売りということもあり、既に次世代iPhoneの高価な買い物をした後にワイヤレス充電器を購入される方は少ないことが考えられ、ましてやLightningケーブルを用いれば従来のiPhoneと同じように充電することが可能なので必ずしもワイヤレスチャージャー(ワイヤレス充電器)が必要ではありません。更に現在のQi規格のワイヤレス充電のサポートは5Wまでが制限となっているため、充電速度がLightningケーブルを繋いだ場合よりも遅いというデメリットがあります。

 

 しかし、海外メディアサイト”TechCrunch”の記事によると、Appleは現在、7.5WワイヤレスチャージャーをiOS11.2でサポートする予定だと報じており、既にテストが行われているようです。海外メディアサイト”MacRumors”の記事では、アップデート後はワイヤレス充電速度の5W制限が解除され、7.5Wワイヤレス充電速度は5Wよりも43%早くなると報じています。AppleはMophieとBelkin充電器を販売していますが、いずれも7.5Wの充電をサポートしているのでiOS11.2のアップデートでワイヤレス充電速度が改善されることが期待されます。

 

 

Qi規格って何?

 Qi規格とは「電磁誘導方式」と呼ばれる磁束の媒介を利用し、起電力が発生する電磁誘導の原理を用いた充電方式のことで、専用の充電台にスマートフォンを置くことで電源供給される便利な機能です。現在販売されているワイヤレスチャージャーパッドの充電能力は5Wまでですが、将来的には120Wまで供給が可能になると言われています。無線による電源供給が主流になる時代が近い将来やってくると言われていますが、実はスマートフォンを使用しているユーザーから、ワイヤレスチャージャーに置くと充電中に手に持って操作することが出来ないというデメリットが報告されており、結局は充電ケーブルを接続して充電する方も多い様です。充電の早さも有線に比べると遅く、ワイヤレス充電が主流にまでには幾つかのデメリットを解消していかなくてはなりません。そんなQi規格ですが、実はそのデメリットを解消するべく、ワイヤレス充電の新たな進化「Pi」規格が発表されました。

 

 

これぞワイヤレス!Pi規格

 このPi規格とは、Qiと同様の技術を採用しており、充電デバイス側がQiに対応していれば半径30以内にあるデバイスを最大4台まで充電が可能に。これぞワイヤレス充電と言える素晴らしいPi規格は2018年に発売される予定です。半径30mもの距離からワイヤレス充電をするにはエリア内のデバイスに対して磁場を形成して共振誘導を起こす必要があり、適切な位置に磁場を形成するには、より高度な処理・計算が必要とされていましたが、Piの共同創設者 Lixin氏は、これを即座に最適解を得られる方法を発明し、Piの開発が実現可能となったようです。

 

 

 

 

引用サイト:MacRumors , TechCrunch

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