こんにちわ。
ダイワンテレコム大宮店でございます。
2016年に発売したiPhone 7には耐水性能が搭載されましたが、それと共にイヤホンジャックが廃止されたことで発売当初は多くのiPhoneユーザーから不満の声を集めていました。イヤホンジャックが廃止されたことで一般的に使用されてきた有線のイヤホンを簡易に使用することができなくなり、使用するには別売りで販売されている「ヘッドフォンジャックアダプタ」を介して接続するしか方法がありませんでした。更に、ヘッドフォンジャックアダプタは充電をしながら接続することが出来ないというデメリットがあり、快適にイヤホンを使用するには「Bluetoothイヤホン(ワイヤレスイヤホン)」が推奨されるようになっています。2017年に発売されたiPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone Xはいずれもイヤホンジャックが搭載されておらず、今後発売される次世代iPhoneも同様な構造になることが考えられます。
多くのiPhoneユーザーからはiPhone 6sまでのようにイヤホンジャックを搭載して欲しいという期待の声が寄せられていますが、防塵・耐水性能を向上させる上でイヤホンジャックの廃止は今後長期間継続しざるを得ないかもしれません。そのため、次世代iPhoneへ機種変更をするためには有線イヤホンからBluetoothイヤホンへのシフトチェンジが必要になってきます。
AppleはiPhone 7以降のモデルを対象にBluetoothイヤホン「AirPods」を別途で発売し、2017年に発売されたiPhone 8,iPhone 8 Plus,iPhone XではLightningケーブルを用いらない「ワイヤレス充電」を搭載。今後発売される次世代iPhoneは有線を要する接続を撤廃し、更にワイヤレス化へステップが期待されます。
電池の減り
Bluetoothイヤホンの普及時は電池の消耗が激しく、iPhone側のバッテリー消費も促進されてしまうことが大きなデメリットとして挙げられていました。iPhone、Bluetoothイヤホンはいずれも充電が必要で、現在も「充電に手間がかかる」こと、「充電を忘れてしまうと外出時に電池が切れてしまう」ことからBluetoothイヤホンへの切り替えに戸惑ってしまう方が多いようです。しかし、Bluetoothイヤホンにはそれぞれのバージョンが存在し、現在のバーションBluetooth 5(2016年12月頃)では普及バージョンと比較するとデータレートの向上、到達距離最大400m、Bluetooth4.0以降の省電力化の修正によって電池消耗がイヤホンジャックの接続時とは然程変わらないまでに改善されたようです。
AirPods
2016年9月7日に発売されたAirPodsは１回の充電で約５時間の再生が可能になり、携帯用の充電ケースに15分充電するだけで3時間の再生が可能になります。AirPodsはお客様満足度が驚異の98%と大好評を得ており、発売から１年が経った現在も入手が困難なようです。更にAirPodsはiPhone8/Xのワイヤレス充電に対応しているため、充電器に置くだけでiPhoneとAirPodsを同時に充電することが可能です。しかし、AirPodsはApple Storeで販売価格16,800円(税別)と高価でなかなか購入に踏み切れない、という方も少なくはないと思います。
Bluetooth機器を購入時に確認するべきポイント
AirPods以外にも各メーカーからBluetoothイヤホンが発売されています。Bluetoothはイヤホンだけではなく、キーボード、スピーカーなどにも対応しており、これらはiPhoneとペアリングを行うことでiPhoneを自分のスタイルに合わせて活用することができます。しかし、それぞれのBluetooth機器を購入する上で注意するべき点があります。「電池の減り」でも述べましたがBluetooth製品には普及バージョン1(Ver1.1)~5までのバージョンが存在し、そのバージョンに対応した機器でなければ仕様することができない可能性があり、またiPhone側のBluetoothバージョンと接続先のBluetooth機器のバージョンが異なる場合、使える機能は低いバージョンに統一されるので、購入する前には使用しているiPhoneのBluetoothバージョンを事前に確認し、互換性を合わせる必要があります。
